ロックアウトで2027年のドジャース観戦旅行はどうなる?

ロックアウトで2027年のドジャース観戦旅行はどうなる?

本記事は2026年10月15日時点の情報です。12月1日に動きがあれば更新します。

「2027年のドジャース観戦旅行、いま予約して大丈夫?」と迷っている方へ、先に結論です。

MLBの労使協定は、米東部時間の2026年12月1日23時59分に失効すると報じられています。その後どうなるかは、まだ誰にも分かりません。

わが家の考えは、「キャンセルや変更ができる手配なら、進めてよいのでは」というものです。反対に、払い戻しができない航空券やチケットは、動きを見てからでも遅くないと思っています。

この記事では、前回2022年に実際に何が起きたかと、予約前に確認したい5つのことを順番にまとめました。

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目次

いまMLBで何が起きているか

MLBでは、オーナー側と選手会が結ぶ「労使協定」が数年ごとに結び直されます。いまの協定は、米東部時間の2026年12月1日23時59分に失効すると報じられています(CBS、2026年10月8日時点)。

協定が切れたあと、オーナー側が選手を締め出す「ロックアウト」に入る可能性がある、というのが今回の話です。

交渉の主な論点

報道によると、MLBは2026年5月28日に、球団の年俸総額に上限(キャップ)2億4,530万ドル、下限1億7,120万ドルを設ける案などを示しました。これに対して選手会は「制度化された共謀」と批判したと報じられています。

2026年10月8日には、MLBが2029年からレギュラーシーズンを154試合制にし、地区シリーズを7戦制にする案を出したとも報じられています。ただし、キャップを受け入れることが条件とされています。

ロックアウトに備えた動きも

米報道によると(2026年10月7日時点)、MLBにはロックアウトに備えた34ページの運用メモがあるとされています。40人枠の選手との接触禁止、公式サイトからの選手画像の削除などが挙げられ、グッズの販売は続けると伝えられています。

日本でも、東スポが2026年6月19日に、選手101人のうち80人が「ロックアウトは起きる」と答えたと報じています。

どちらの言い分が正しいかは、この記事では扱いません。旅行を考える私たちにとって大事なのは、「どう転んでも困りにくい予約の仕方」だと考えています。

2022年のロックアウトでは何が起きたか

参考になるのが、前回の2021〜22年です。報道をもとに流れを整理すると、次のとおりです。

  • 2021年12月2日:ロックアウト開始
  • 春季キャンプ:3週間以上遅れ、オープン戦は段階的に中止
  • 2022年3月10日:合意(開始から99日)
  • 開幕:3月31日の予定が4月7日に
  • 延期になった91試合は、ダブルヘッダー30試合の追加などで振り替え。シーズン終了を10月5日とし、162試合を維持

チケットはどう扱われたか

オープン戦は全額返金でした。ドジャースから買った分は購入したカードへ自動で返金され、第三者サイトで買った分は購入先から返金という流れだったと報じられています。

公式戦は、開幕戦のチケットが「最初の本拠地戦」に使える扱いになり、中止になった試合は返金かクレジットかを選べたと報じられています。

なお、ドジャースの「Canceled Game Policy」は雨天中止などを想定した規定で、労使紛争による中止は想定されていません。2022年は、この規定とは別に返金かクレジットの案内が出ていました。

ただ、これはあくまで前回の話です。今回も同じ流れになるとは限りません。期間も対応も、そのときの交渉しだいです。

旅行者への影響は3つの場合に分けて考える

この先どうなるかは予想できません。なので、わが家は「こうなったら、こうする」と場合分けで考えるようにしています。

ケース1:開幕までに合意が間に合う

ドジャースの2027年の開幕戦は、公式発表によると3月25日のブレーブス戦です(暫定日程、2026年10月時点)。それまでに合意すれば、予定どおり観戦できます。ただ、合意が遅れればオープン戦が減ったり、日程が動いたりすることはありえます。

ケース2:開幕が遅れる

2022年のように開幕が後ろにずれると、旅行の日程に試合がない、ということが起こりえます。このとき大事になるのが、ホテルや航空券を取り消せるかどうかです。

また、試合が「延期」の扱いになると、チケットサイトによっては返金の対象にならないことがあります。くわしくは次の章で書きます。

ケース3:交渉が長引く

交渉が長引くほど、影響を受ける試合は増えます。どこまで続くかは、この記事では予想しません。春だけでなく、夏の観戦旅行を考えている方も、予約の条件だけは先に確認しておくと安心です。

予約前に確認したい5つのこと

結局のところ大事なのは、「試合がなくなったとき、何が戻ってくるか」を予約前に知っておくことです。5つに分けて書きます。

1. ホテル:無料キャンセルの期限

Expediaの公式案内によると、無料キャンセルの期限はホテルごとに決まっています。同じホテルでも、プランによっては返金できないものがあります。

たとえば、2027年3月24日〜29日の宿泊をExpediaで見たところ(2026年10月14日時点の表示)、Residence Inn LA LIVEは3月22日より前、Miyakoは3月23日より前なら無料キャンセルできるプランが出ていました。予約画面で「いつまでなら無料か」を必ず確認しておきましょう。

ロサンゼルスのホテルは、キャンセル条件を見比べながら探すと選びやすいです。

ホテルの立地で迷っている方は、わが家が泊まった4軒の比較をどうぞ。

開幕週のホテル・航空券・チケットをどの順番で押さえるかは、こちらにまとめています。

2. 航空券:運賃の種類で払い戻しが変わる

航空券は、運賃の種類で条件が大きく変わります。ANAの公式サイトによると(2026年10月時点)、国際線の運賃は次のように分かれています。

  • Basic・Light:変更も払い戻しもできない
  • Value:変更はできるが、払い戻しはできない
  • Classic:払い戻しができる(手数料あり)
  • Standard以上:変更・払い戻しともにできる

ZIPAIRは、公式サイトによると東京発の米国路線は払い戻し・変更ができず、戻ってくるのは税金などに限られます。

JALの条件は、運賃ごとに公式サイトで確認してください。

ロックアウトの行方が見えないうちは、払い戻しや変更ができる運賃を選ぶ、という考え方もあります。

3. 観戦チケット:「中止」と「延期」は扱いが違う

チケットは、買った場所によって扱いが変わります。

ドジャースの公式で買った場合、2022年は前の章のとおり返金かクレジットの案内がありました。ただ、今回どうなるかは発表を待つしかありません。

SeatGeekは、公式ヘルプによると、試合が中止になり振り替えがない場合は全額返金です(3〜10営業日)。一方で、延期や日程未定(TBD)は中止として扱われません。

StubHubは、公式の発表によると、FanProtectの保証で中止かつ振り替えなしなら返金。延期の場合は、新しい日程でそのチケットが有効になります。

つまり、「延期」になった試合は返金の対象にならないことがあります。新しい日程に日本から行き直すのは簡単ではないので、ここは予約前に知っておきたいところです。

4. 旅行保険:商品によって補償が違う

「イベントが中止になったら、保険でカバーできる?」と考える方もいると思います。ここは保険の種類によって違います。

たとえば公式サイトによると、日本旅行の旅行キャンセル保険(Mysurance)のワイドプランは、イベント(興行)の中止・延期を補償の対象にしています。ただし、申し込み時にすでに起きている事由は対象外です。ロックアウトがどう扱われるかは、私たちは確認できていません。

ZIPAIRの保険については、イベント中止についての記載は見当たりませんでした。

特定の商品をすすめるものではありません。クレジットカードの付帯保険も含めて、補償の範囲は約款で確認するのが確実です。気になる場合は、加入前に保険会社へ問い合わせてみてください。

5. 代替プラン:試合がなくても楽しめる日程にする

もし試合が見られなかったら、LAで何をするか。これを先に決めておくと、気持ちがずいぶん楽になります。

5人で2パークを回ったカリフォルニアのディズニーは、こちらにまとめています。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに2日行った記録はこちらです。

国立公園ツアーや空港送迎でベルトラ(VELTRA)を使った体験談もあります。

LAで参加できる現地ツアーは、こちらから探せます。

わが家ならどうするか

最後に、わが家ならどうするかを書いておきます。あくまで一つの考え方です。

ホテルは、無料キャンセルができるプランで押さえます。航空券は、払い戻しか変更ができる運賃を優先します。観戦チケットは、12月1日以降の動きを見てから考えます。

そして、日程は「観戦できなくても成り立つ」ように組みます。ディズニーやユニバーサルを軸にして、試合が見られたらうれしい、くらいに考えておくと、どう転んでも旅行そのものは楽しめます。

わが家は2026年、開幕週に3試合を観戦しました。あの雰囲気をまた味わいたいので、気持ちとしては予定どおり開幕してほしいです。でも、交渉の行方は私たちには決められません。だからこそ、取り消せる手配で準備しておこうと考えています。

2027年の日程は、月別カレンダーにまとめています。

よくある質問

ロックアウトになったら、2027年の開幕戦は中止になりますか?

分かりません。2022年は合意が3月10日までずれ込み、開幕が3月31日から4月7日に延びましたが、今回も同じになるとは限りません。12月1日以降の公式発表を確認してください。

ロックアウト中に買ったチケットは払い戻されますか?

買った場所と、試合が「中止」か「延期」かで変わります。SeatGeekやStubHubは、中止で振り替えがない場合は返金としていますが、延期は新しい日程で有効になる扱いです。

旅行保険でカバーできますか?

保険の種類によって違います。イベントの中止・延期を対象にしている商品もありますが、申し込み時にすでに起きている事由は対象外とされています。約款で確認してください。

次に読む

チケットをどこで買うか迷っている方は、公式・StubHub・SeatGeekの比較をどうぞ。

開幕戦とディズニーを組み合わせた春休みのモデルコースはこちらです。ZIPAIRで試算しているので、払い戻しができない運賃である点に注意してください。

StubHubの価格がいつ下がるかは、毎日追った記録をまとめています。

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