GWの宮島へ大阪から車で|パークアンドライドで駐車場混雑を回避、雨の弥山から湯田温泉へ【家族5人1泊2日・1日目】

GWの宮島へ大阪から車で|パークアンドライドで駐車場混雑を回避、雨の弥山から湯田温泉へ【家族5人1泊2日・1日目】

ゴールデンウィークに、家族5人で大阪から広島・宮島〜山口・秋芳洞をめぐる1泊2日の車旅へ行ってきました。

1日目は宮島を観光して、その日のうちに山口県の湯田温泉まで移動します。GWの宮島となると、まず心配だったのが宮島口周辺の渋滞と駐車場。しかも当日は、あいにくの雨予報でした。

そこで宮島口まで車で行くのではなく、少し手前に車を置いて電車に乗り換えることに。これがうまくはまり、渋滞や駐車場探しにはほとんど時間を取られませんでした。

雨にはしっかり降られたものの、そのおかげかGWとは思えないほど空いていた場所もありました。弥山、不消霊火堂、牡蠣、生もみじ、そして夜は温泉とふぐ。天気は残念でも、終わってみればかなり濃い1日でした。

曇天の海に立つ厳島神社の大鳥居

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目次

大阪から車で宮島へ|GWの宮島口には直接行かないことに

今回は大阪から車で出発しました。細かい出発地を書くと生活圏が分かってしまうので、ブログではざっくり「大阪から」としています。途中で休憩を挟みながら、広島方面へ向かいました。

旅行前に気になっていたのが、GWの宮島口です。宮島まで来たのに「駐車場どこも空いてないやん……」と車でウロウロするのは避けたいところ。

そこで事前に調べて見つけたのが、宮島口から2駅ほど離れたフジグランナタリー周辺に車を置き、隣接する広電阿品駅から電車で宮島口へ向かう方法でした。

広島電鉄・フジグランナタリー・宮島松大汽船は、過去にこのルートを利用したコラボチケットを販売していました。公式案内では広電阿品〜広電宮島口の往復乗車券と宮島松大汽船の往復乗船券などがセットになっており、販売は2024年3月31日まででした。広島電鉄の過去の公式案内はこちら。

私たちは2026年GWに実際にこの方法を利用できましたが、現在もフジグランナタリーの駐車場を宮島観光目的で利用できるとは限りません。これから利用する場合は、現地の最新ルールを確認してください。

結果として、この判断はかなり良かったです。広電阿品駅から電車に乗れば広電宮島口までは近く、宮島口周辺で渋滞にはまったり、駐車場を探して何周もしたりすることなく到着できました。

家族旅行では、観光前に駐車場探しで消耗しないだけでも結構大きいです。この日はあとで、雨の弥山で十分すぎるほど体力を使うことになります(笑)。

宮島口からフェリーへ|船は頻繁に出ていた

広電宮島口に着いたら、フェリーのチケットを購入します。

宮島口〜宮島間は、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しています。宮島観光協会によると乗船時間は約10分です。宮島観光協会のアクセス案内はこちら。

私たちは細かく比較することなく、そのとき乗りやすい便で宮島へ向かいました。船は頻繁に行き来していたので、長く待った印象はありません。

宮島口のフェリー乗り場で出発を待つ家族

この時点では空一面が曇っていましたが、まだ本格的な雨にはなっていませんでした。そして宮島が近づくと見えてくるのが、厳島神社の大鳥居です。

フェリーから見た曇り空の宮島と海

青空ではありません。それでも、海の中に立つ朱色の大鳥居はやっぱりきれいでした。山には雲がかかっていて、「これはそのうち降るな……」という空模様。まあ、天気だけはどうしようもありません。

GWの宮島なのに、雨のおかげかロープウエーはガラガラ

宮島を歩いているうちに、少しずつ天気が悪くなってきました。

「雨やけど、ロープウエーどうする?」となりましたが、せっかく宮島まで来ています。結局、「ここまで来たし、上まで行っとこうか」ということになりました。

GWなので宮島ロープウエーも相当な混雑を覚悟していたのですが、この日はまったく混んでいませんでした。待ち時間で困った記憶もなく、すんなり乗車できたので、おそらく雨が大きかったのでしょう。

景色を見るには残念な天気でしたが、GWの混雑を避けられたという意味では、雨にも少しだけいいところがありました。

雨の弥山で利用した宮島ロープウエー

ところが、山を上がるにつれて雨はどんどん強くなっていきます。上に着いたころには本降りで、本来なら瀬戸内海を見渡せるのでしょうが、この日は雨と雲で視界がほとんど開けません。

「せっかく上まで来たのに、何も見えへんな……」という状態でした。

不消霊火堂まで約0.6km|雨のアップダウンはかなりきつい

それでも、「ここまで来たなら、不消霊火堂まで行こう」ということになりました。

弥山には、大聖院の不消霊火堂(きえずのれいかどう/霊火堂)があります。廿日市市によると、宮島ロープウェー獅子岩駅から西へ約0.6kmです。廿日市市の資料はこちら。

600mなら「そんなに遠くないな」と思いますよね。でも実際に歩くと、かなりアップダウンがあります。しかも、この日は強い雨です。

傘を差しながら上って、下って、また上る。服も靴もだんだん濡れてきて、体感では「これ1kmくらい歩いてない?」という感じでした。

当然、子どもたちからも「つかれた〜」「まだなん?」と不満が出てきます。分かる。こっちもしんどい(笑)。

それでも何とか歩いて、不消霊火堂までたどり着きました。

2026年5月3日に不消霊火堂前で撮影した子どもたち
2026年5月3日撮影。この17日後、不消霊火堂で火災が発生しました。

ここまで来たものの、雨と雲で景色はほとんど見えません。この時点では正直、「雨の日にここまで来なくてもよかったかな」とも思いました。

訪問から17日後、不消霊火堂が全焼

私たちが訪れたのは2026年5月3日。その17日後、5月20日に不消霊火堂で火災が発生しました。

廿日市市の最終報告では、不消霊火堂内から出火し、建物2棟が全焼。死傷者はなく、物的証拠や有力な証言が得られなかったため、出火原因は特定に至らなかったとされています。廿日市市「宮島不消霊火堂の火災について(最終報告)」

ニュースを知って、子どもたちに「不消の火が消えてしまったやん……」と話しました。

すると、雨の中であれだけ「つかれた〜」と文句を言っていた子どもたちが、「でも行っておいてよかったやん。再建するまで見られへんし」と。

確かにその通りでした。景色は見えなかったし、びしょ濡れになって歩くのも大変でした。それでも今となっては、火災前の霊火堂を家族で訪れたこと自体が忘れられない思い出です。

下山したら「焼がきの はやし」へ|夜はフグのはずが牡蠣を満喫

不消霊火堂まで歩いたあとは、そそくさとロープウエーで下山しました。雨の山道を歩いたので、みんなお腹が空いています。

せっかく広島まで来たのだから、牡蠣は食べたい。ただ、この日の夕食は山口の旅館でふぐ会席を予約しています。

そこで「夜はフグやから、牡蠣は控えめにな!」と家族に念押しして入ったのが、宮島の表参道商店街にある「焼がきの はやし」です。公式サイトでは1948年創業の牡蠣専門店として紹介されています。焼がきの はやし公式サイト

GWなのでここでも行列を覚悟していましたが、この日は雨のためか全然混んでいませんでした。ロープウエーと同じで、雨の恩恵です。

残念ながら、楽しみにしていた焼き牡蠣は売り切れ。そこで、生牡蠣、牡蠣うどん、カキフライ、牡蠣飯などを注文しました。

「夜はフグだから控えめに」と言っていたはずなのですが、気付けば全員しっかり食べています。言った本人も普通に食べているので、もう何も言えません(笑)。

宮島まで来て牡蠣を我慢するより、これはこれで正解でした。

お土産は「にしき堂」で生もみじ|雨で行列もなし

宮島では、お土産も買いました。選んだのはにしき堂の「生もみじ」です。

にしき堂は宮島店を営業しており、公式サイトでも店舗情報が確認できます。にしき堂 店舗一覧

ここも普段なら行列を覚悟するところですが、この日はほとんど待たずに購入できました。

この日の宮島は、ロープウエーも空いていて、「焼がきの はやし」にもすぐ入れ、にしき堂でも並ばない。雨で弥山からの景色が見えなかったのは残念ですが、GWの混雑をかなり避けられたのは思わぬメリットでした。

フェリーと広電で車へ戻り、そのまま山口・湯田温泉へ

宮島観光を終えたら、再びフェリーで宮島口へ。そこから広電に乗って広電阿品駅まで戻り、朝に置いた車へ戻りました。

ここでも改めて、「宮島口で駐車場探さんでよかったな」と思いました。雨の弥山で十分に体力を使っています。GWの宮島口で駐車場探しまで加わっていたら、かなり疲れていたはずです。

そして車に乗り、この日の宿泊先がある山口県・湯田温泉へ向かいました。

ずぶ濡れで冷えた体を温める予定の宿は、湯田温泉の梅乃屋。この日の料金と部屋は宿泊記に書きました。

1日目の締めは湯田温泉「梅乃屋」の温泉とふぐ

翌日に子どもたちを秋芳洞へ連れて行く予定だったので、宿泊先は山口県内で探しました。せっかく山口まで来るなら、「フグも食べたいな」となり、見つけたのが湯田温泉の「湯の宿 味の宿 梅乃屋」です。

今回は楽天トラベルから家族5人で1泊2食付きのとらふぐ会席プランを予約しました。GW料金なので安くはありませんでしたが、雨の宮島を一日歩いたあとに入る温泉はかなり気持ちよく、「温泉宿にしてよかったな」と実感しました。

夕食はふぐと和牛のコース。特にてっさが本当においしく、少し厚めのカットで歯応えがあり、ポン酢や薬味との相性もよくて、しっかり量があるのにまだ食べたいと思うほどでした。

湯田温泉の梅乃屋で夕食に食べた大皿のてっさ

宮島で牡蠣をしっかり食べたあととは思えない勢いで、夕食も楽しみました。朝から車で移動して、雨の宮島を歩き、弥山まで上がった1日。最後が温泉とふぐでよかった(笑)。

梅乃屋については、部屋・温泉・朝食・ふぐ会席など単独で書けるほど印象に残っていますが、この記事では1日目の流れに必要なところまでにしておきます。

1日目を振り返る|雨だったから助かったこともあった

今回の1日目は、旅行前から天気が気になっていました。実際、弥山では本格的な雨に降られ、せっかくロープウエーで上がっても景色はほとんど見えませんでした。

でも悪いことばかりではありません。GWにもかかわらず、ロープウエーは空いていて、「焼がきの はやし」にもすぐ入れ、にしき堂でも並ばずに生もみじを買えました。

駐車場についても、宮島口まで直接車で行かず広電に乗り換えたことで、少なくとも私たちは駐車場探しにほとんど時間を使わずに済みました。

一番大変だったのは、やっぱり雨の弥山。それでも、訪問から17日後に不消霊火堂が全焼したことを考えると、あの雨の中でも歩いて行ってよかったと思っています。

宮島で牡蠣を食べ、山口まで移動して、最後は温泉とふぐ。晴天の旅行ではありませんでしたが、家族の記憶にはしっかり残る1日になりました。

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