ドジャースタジアムで「試合を見るだけじゃなくて、投手をとにかく近くで見たい」という人。ホームベース裏を探していませんか。もちろんそれもいいです。でも投手好きなら、もう一つ見てほしい場所があります。
ブルペン横。
我が家が2026年3月26日の開幕戦で座ったのは、53FD Row H Seat 7、8。53FDは三塁側Field Levelの外野寄りで、ドジャースのブルペンはレフト線沿いにあるので、そのすぐ横です。StubHubでチケットを探していたとき、この席にはブルペンのすぐ横だと分かる案内がありました。
「ブルペン横か。いいな」とは思いました。でも正直、座るまではここまで近いとは思っていませんでした。
この日のドジャース先発は山本由伸。試合開始前、山本投手がブルペンへ入り、投球練習開始。近い。いや、近すぎる。

ネットの向こう、目の前。ボールがミットへ入る音まで含めて「あ、プロの投手がそこで投げている」という距離です。テレビでは絶対に分からない。我が家の感覚では、手が届きそうなくらい近い。 もちろん実際に手を伸ばす席ではありませんが、そう言いたくなるくらい近かった。
投手ファンなら、この席はかなり面白いです。
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53FDの2席は約17万7千円
この日は開幕戦。家族5人の連番は取れず、3人はレフト側のホームランシート、2人が53FD Row Hに分かれました(チケット確保の顛末は開幕戦チケットの記事に)。
53FDの2席は合計約17万7千円。1席あたり約8万8,000円です。

高っ。はい、高いです。ただしこの日は開幕戦。通常試合と同じ基準では比べられません。
我が家が他の日程も含めてチケットを見ていた感覚では、このブルペン横エリアは、開幕戦のような特別な試合でなければもう少し手が届きやすい価格で出ていることもありました。ですから、「先発投手の投球練習を近くで見たい。でも超高額なプレミアム席はちょっと……」という人は、53FD付近を一度チェックする価値があると思います。もちろんリセール価格は日程や対戦相手、需要で変わります。我が家の価格はあくまで実例です。
53FDって、試合そのものは見えるの?
ブルペンが近いのは分かった。でも「ブルペンを見るためだけの席じゃないの?」と思いますよね。
大丈夫です。試合も普通によく見えます。

外野寄りのField Levelなので、ホームベースを正面から見る席ではありません。でも適度に高さがあり、マウンド、ホームベース、内野、外野がちゃんと見渡せます。ホームベース後方の席のように投手と打者の駆け引きを真正面から楽しむ席ではない。でも、「ブルペンという特殊な特典が付いたうえで、試合もちゃんと見やすい」という感じ。これが53FDの強みです。
主役は試合開始前。山本由伸がブルペンへ
この席の価値が最大になる瞬間は、先発投手がブルペンへ入ったとき。この日の先発は山本由伸、開幕戦。山本投手が登場すると当然周囲もざわつきます。そしてブルペンで投球開始。

一球、また一球。徐々に力が入っていく。キャッチャーミットへボールが飛び込む。これをほぼ真横、しかもかなり近い位置から見られます。これだけで「53FDにしてよかった」と思いました。
テレビで開幕戦を見るのも、内野のいい席から試合を見るのも楽しい。でも、開幕投手が試合に向けて仕上げていく姿をブルペン真横で見る。 これは球場へ来ないとできません。しかも座席選びを知らないとなかなか狙えない。こういう体験こそ、自分で座席を選ぶ面白さだと思います。
子どもから見ても「すぐそこ」
我が家の末子がブルペン横に座ったときの距離感がこちら。

ネットを挟んですぐ先がブルペン。大人が写真を撮って楽しいのはもちろん、子どもでも「選手が遠くにいる」ではなく「そこにいる」と分かる距離です。投手が好きな子にはかなり刺さると思います。
「大谷翔平を見たい」だけで座席を決めない
日本からドジャース戦へ行くと、どうしても「大谷翔平を一番近くで見られる席はどこ?」と考えます。我が家も考えます。でも実際に何試合も行ってみると、誰を、どの瞬間に見たいかでおすすめ席は変わります。
- 大谷翔平の打席やネクストバッターズサークルを近くで見たい → 三塁側Field Level
- 選手とダグアウトの近さを優先したい → 27BLなどBaseline Club
- ホームランボールと外野の雰囲気を楽しみたい → Home Run Seats
- 先発投手のブルペンを間近で見たい → 53FD付近
座席選びって「高い席ランキング」ではないんです。何を見たいか。 これが一番大事。
山本由伸ファンなら試合開始前が本番かもしれない
53FDに座るなら、ギリギリに来るのはもったいないです。先発投手を見たいなら試合前から座席周辺にいる。試合が始まってしまえば、先発投手はマウンドへ行きます。つまり53FD最大のボーナスタイムは試合開始前。
この日の我が家も、山本投手のブルペン投球をかなり近くで楽しみました。これを見ずにドジャードッグを買っていて、席へ戻ったら投球練習終了だったら泣きます。ドジャードッグは、あと。
ちなみにドジャードッグはちゃんと食べました。

開幕戦セレモニーまで近くで楽しめた
この日は開幕戦なので、試合前から普通の試合とは雰囲気が違います。音楽、大型ビジョン、選手入場、2025年ワールドシリーズ優勝バナーの掲揚、マジック・ジョンソンの始球式、派手な演出。

選手たちが近くを通る場面もありました。

球場全体が「さあシーズン始まるぞ!」という空気。こういう特別な日は正直どこに座っても楽しいと思いますが、Field Levelはフィールド上の演出も選手も近い。開幕セレモニーの迫力もかなりありました。
そして試合。目の前で仕上げていった山本投手は、6回2失点6奪三振。ドジャースが8対2で勝って、開幕戦の勝利投手になりました。ブルペンで見送った投手がそのまま勝つ。これ、気分いいです。
試合後。末子がボールをゲット
そして53FD、最後にもう一つありました。試合終了後、選手やコーチが観客席へボールを投げてくれることがあります。もちろん毎試合必ずではないし、誰でももらえるわけでもありません。
でもこの日、末子が1球ゲット。

開幕戦で、山本由伸のブルペンを真横で見て、最後にボール。子どもにとってはたぶん試合結果以上にボールです。いや、間違いなくボールです。帰国したら「開幕戦どうだった?」ではなく「ボールもらった」になります。子ども、強い。
ブルペン横はボールをもらいやすいの?
ここは期待しすぎないでください。我が家は実際にもらいました。でも、53FDを買えばボールがもらえるわけではありません。選手やコーチが投げてくれるか、どこへ投げるか、誰が取るか。全部その日の状況です。
ですから記事を読んで「ボール付きの席なんだ!」と思わないでください。違います。ただし、ブルペン、選手、コーチとの距離が近いエリアなので、こういう偶然が起きるチャンスは感じました。 期待する、でも保証はしない。これくらいがちょうどいいです。
53FDの弱点は?
ここまで褒めましたが、もちろん完璧ではありません。
ホームベースからは遠い。 外野寄りなので、「大谷翔平の打席を内野前方から見たい」なら三塁側の内野席の方がいいです。
ブルペンの価値は先発投手次第。 自分が見たい投手がその日に先発する。ここが重要です。山本由伸の先発日に座った我が家には大当たりでしたが、目当ての投手が登板しない日なら、ブルペン横の価値は当然変わります。
人気試合では高い。 我が家は開幕戦で2席約17万7千円。普通の感覚ならかなり高い。ですから通常試合で安く出たときに狙う方が、53FDの良さを感じやすいと思います。
逆に53FDがおすすめなのはこんな人
我が家なら、次の人にすすめます。
- 山本由伸など先発投手のファン
- ブルペンでの投球練習を近くで見たい
- 試合全体もちゃんと見たい
- 子どもと選手を近くに感じたい
- 同じ金額なら「普通の内野席」より特徴のある席を選びたい
特に投手が好きな子ども。これはかなりおすすめです。投球フォーム、ミットの音、準備の仕方。テレビよりずっと生々しいです。
他の席と比べると
53FDは一番豪華でも、一番ホームベースに近くもありません。でも「投手を見る」という一点では、他の席では代わりにくい。我が家が座った7席の比較は親記事にまとめています。
よくある質問
53FDから試合は見やすいですか?
我が家が座ったRow Hからは十分見やすかったです。ホームベースを正面から見る席ではありませんが、適度な高さがあり、フィールドを自然に見渡せました。
本当にブルペンが近いですか?
我が家の席は本当に近かったです。2026年開幕戦では、先発の山本由伸投手がブルペンで投球練習する様子を、かなり近い距離から見られました。
山本由伸を見るなら53FDがおすすめですか?
山本投手がその日の先発で、ブルペン投球を近くで見たいならかなりおすすめです。一方、試合中の投球をホームベースに近い角度から見たいなら、内野席の方が向いています。
価格はいくらでしたか?
2026年3月26日の開幕戦で、53FD Row H Seat 7、8の2席が合計約17万7千円でした。開幕戦なので非常に高額です。通常試合の価格とは分けて考えてください。開幕やポストシーズン以外であれば、100ドル台で購入できる可能性があります。なお、ブルペン真横かどうか注意して購入ください(53FDでもブルペンから離れている席があり、真横が1番よく見える)。
ボールはもらえますか?
保証はありません。我が家の末子は試合後に選手・コーチ側から投げられたボールを1球もらえましたが、毎試合行われるサービスではありません。
子連れにもおすすめですか?
投手や選手に興味のある子ならかなり面白いと思います。我が家の末子にとっても、ブルペンの近さと試合後にもらったボールは強く印象に残りました。
まとめ
この記事のまとめ
- 我が家は2026年3月26日の開幕戦で53FD Row H Seat 7、8をStubHubで購入。2席合計約17万7千円
- 53FDの最大の特徴は、ブルペンがとにかく近い
- この日の先発は山本由伸(6回2失点6奪三振で勝利投手、ドジャース8対2で勝利)。試合前の投球練習を手が届きそうに感じるほどの距離で見られた
- 試合自体の見え方も十分良好。開幕戦ではセレモニーや選手入場なども楽しめた
- 試合後、末子は選手・コーチ側から投げられたボールを1球ゲット。ただし保証はない
- 開幕戦など特別な日は高額だが、通常試合では相場を見ながら狙う価値あり
- 「投手のブルペンを近くで見たい」なら、53FDはかなり面白い選択肢
ドジャースタジアムの座席は、ホームベースに近ければ近いほどいい。ずっとそう思っていました。でも違いました。この席に座って分かったのは、ブルペンに近いという価値があること。山本由伸が目の前で投げる。その一球一球を見てから、マウンドへ送り出す。こういう観戦も、めちゃくちゃ楽しい。
次に山本投手の先発日に行くなら、53FD。また値段を見ます!
53FDブルペン横で観た日の帰りは、試合後にUberで帰る方法に整理しています。

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