アメリカ旅行の準備で出てくる「ESTA」。実は私、2024年までにESTAを何度も申請したことがありました。
だから2024年、家族5人でロサンゼルスへ行くことになったときも、「ESTAね。はいはい、これは何回もやってるから余裕」くらいに思っていました。
これが大きな間違いでした。Googleで「ESTA」と検索し、上位に出てきた星条旗入りの日本語サイトから家族5人分を普通に申請。入力画面もかなり本物っぽく、何の疑いもなくクレジットカードで決済しました。
そして後日、カード明細を見て固まります。19,504円が5件。家族5人で合計97,520円。
「……ESTAって、こんなに高かったっけ?」ここで初めて調べ直し、米国政府の公式サイトではなく、民間のESTA申請代行サイトから申し込んでいたことに気づきました。
我ながらアホです(笑)。でも、一度は諦めかけたあと、なんとか問い合わせ先を探し出して返金を要求。結果、79,705円が実際にクレジットカードへ返金されました。
この記事では、なぜ申請経験者なのに間違えたのか、実際にいくら請求されたのか、どんなメールを送り、どんな返事が来て、本当にカードへ戻ったのかまで、実際のスクリーンショットと一緒に公開します。
今まさにカード明細を見て「やってしまった……」となっている方。まだ諦めるのは早いかもしれません。
本記事にはPR・アフィリエイト広告を含みます。
そもそもESTAって何?なぜ必要?
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)は、Visa Waiver Program(ビザ免除プログラム/VWP)を利用してアメリカへ渡航する人が、出発前に取得する電子渡航認証です。ESTAはビザそのものではありません。
日本もVWPの対象国で、条件を満たして観光・商用・乗り継ぎなどで90日以内の滞在をする場合に利用します。子どもも含め、旅行者それぞれにESTAが必要です。制度や対象条件は変わる可能性があるので、最終確認は必ず米国政府公式ESTAサイトで行ってください。
私はESTA初心者ではなかった。それが逆に油断につながった
今回の失敗で一番大きかったのは、ESTAを知らなかったことではありません。むしろ逆です。以前にもアメリカへ行く機会が何度かあり、そのたびにESTAを申請していました。
以前申請していた頃は、Googleで「ESTA」と検索して公式サイトへ進み、特に困った記憶がありません。少なくとも私自身は、「検索上位に公式そっくりの代行サイトが出てくるかもしれない」と強く警戒していませんでした。
だから2024年も「いつものESTAね」という感覚。検索結果そのものを疑っていませんでした。今振り返ると、「知ってるから大丈夫」という油断が一番危なかったと思います。
2026年現在、Googleには「政府機関のウェブサイトではない」と表示される
2026年8月現在、Googleで「ESTA」と検索すると、スポンサー欄には今も民間のESTA申請サービスが表示されます。ただ、現在の検索画面では「政府機関のウェブサイトではない」という注意表示がかなり分かりやすく出ています。


私が2024年に検索したとき、少なくとも今のような分かりやすい注意表示を見た記憶はありません。過去に何度もESTAを申請していたこともあり、そのまま検索上位のサイトへ進んでしまいました。
2024年の私にも、この注意書きを見せてほしかった(笑)。
進んでみると、申請画面がものすごく「それっぽい」
問題は検索結果だけではありません。サイトへ入ると、大きく「アメリカ合衆国の電子渡航認証(ESTA)申請」と表示され、国籍、旅行者数、入国日、出国日などを入力する画面が続きました。

日本語で、星条旗もあり、入力内容もESTA申請らしい。ESTAの申請経験があった私でも、「はいはい、いつものESTA申請ね」と、そのまま家族5人分を入力して決済しました。
今見ると「どこかで気づけよ」と思います。私もそう思います(笑)。
気づいたのは、クレジットカードから引き落とされたあと
申請した瞬間には、まだ気づいていませんでした。異変に気づいたのは、後日クレジットカードの利用明細を確認したときです。

19,504円×5人=97,520円。 ESTAだけで約10万円です。さすがに「いや、これはおかしいやろ」となりました。
2024年当時、米国政府のESTA料金は認証された場合1人21ドルでした。その後料金は変更され、2026年8月現在、公式ESTA FAQでは40.27ドルを超えて請求された場合についての案内も掲載されています。料金は今後も変わり得るので、申請時点の公式表示を確認してください。
後から分かった内訳|1人21ドル+代行手数料99ドル
返金時に相手から届いたメールで、2024年の支払い内訳もはっきりしました。
| 内容 | 1人分 | 5人分 |
|---|---|---|
| 米国政府へのESTA料金 | $21 | $105 |
| 代行サービスの処理手数料 | $99 | $495 |
| 合計 | $120 | $600 |
つまり政府料金とは別に、1人99ドルの処理手数料。5人で495ドル。 私はそこをきちんと認識しないまま決済していました。
「詐欺に引っかかった!」と思った。でも、ここは分けて考える
カード明細を見た瞬間の感想は、正直「やられた」でした。ただしこの記事では、相手を違法な詐欺サイトと断定しません。
わが家の場合、ESTA申請そのものは処理され、5人分とも承認されていました。問題だったのは、私が米国政府公式サイトだと誤認して申し込み、99ドルの処理手数料を理解していなかったことです。
民間サービスを理解して選び、料金にも納得して使うのであれば、それは別の話です。私の場合はそうではありませんでした。
このESTAで実際に2024年ロサンゼルスへ行けた
「代行サイト経由のESTAって、本当に使えるの?」と心配になりますよね。わが家の場合、ESTAそのものは正式に承認され、そのESTAで家族5人そろって2024年ロサンゼルス旅行へ行きました。
この旅行は8泊10日。ディズニー、ドジャース観戦、グランドサークル2泊3日まで詰め込み、総額は約443万円でした。ESTAについては、返金後にカード明細上で残った負担額17,815円も旅行費の記録に入れています。
2024年LA旅行の全旅程と実際の総額は、別記事でまとめています。
→ 旅程の組み方を公開!|2024年LA家族旅行8泊10日・総額約443万円
ただし、これはわが家のケースです。 ご自身のESTAが承認されているかは、必ず米国政府公式サイトでステータスを確認してください。
一度は諦めかけた。「もう授業料かな……」
余計に払った処理手数料は495ドル。一度は「もう決済しちゃったしな」「どこかに手数料って書いてあったんだろうな」「海外のサイト相手に返金なんて無理やろ」と思いました。
もう授業料だと思って諦めようかな。 正直、そこまで考えました。でも家族5人分です。やっぱり悔しい。そこでサイト内や届いたメールをあちこち確認し、なんとか問い合わせ用のメールアドレスを探し出しました。
ダメ元で返金要求メールを送った
見つけた問い合わせ先へ、家族5人分まとめてメールを送りました。日本語だけでは不安だったので、英語も併記しています。

書いた内容は大きく4つだけです。
- 公式サイトだと誤認して申し込んだこと
- 処理手数料の返金を希望すること
- 返金されない場合はカード会社や関係機関への相談も検討すること
- 返金対象となる5人分の申請情報
長々と怒りを書くより、何を誤認したのか、何を求めるのか、誰の申請なのかをはっきり書きました。
実際に返金につながった英文テンプレート
同じ状況の方が使いやすいように、個人情報を抜いて整えると次の形です。
Dear Sir or Madam, I am writing to request a refund of your processing fee, as I mistakenly believed your website was the official U.S. government ESTA site. If a refund is not provided, I will contact my credit card company and the relevant authorities and report this matter accordingly. The details of the applications for which I am requesting a refund are as follows: 1. [NAME] (Application Number: [APPLICATION NUMBER]) 2. [NAME] (Application Number: [APPLICATION NUMBER]) I appreciate your prompt assistance in this matter. Sincerely, [YOUR NAME]
私の場合はこの趣旨のメールで返金につながりました。ただし、この文章を送れば必ず返金されるという意味ではありません。 会社ごとに利用規約、キャンセル条件、申請処理の状況は違います。
まさかの返信。「99ドル×5人分を返金しました」
正直なところ「返金できません」という返事を予想していました。ところが返ってきたメールには、今回の誤解を受けて処理サービス料金99ドル×5人分を返金したと書かれていました。

さらに、相手の説明では最終的な負担は当時の政府料金21ドル×5人分になるとのことでした。
「え、返してくれるの?」一度諦めかけていただけに、かなり拍子抜けしました。でも、まだ安心できません。メールでは返金と言っているけれど、本当にカードへ戻ってくるのか? そこまで確認します。
本当に戻ってきた|79,705円返金
戻ってきました。カード明細には−15,941円が5件。

| 内容 | 1人分 | 家族5人分 |
|---|---|---|
| 最初のカード請求 | 19,504円 | 97,520円 |
| 返金 | ▲15,941円 | ▲79,705円 |
| カード明細上の最終差額 | 3,563円 | 17,815円 |
相手のメール上では、返金後に残るのは2024年当時の政府料金21ドル×5人分という説明でした。一方、円建てカード明細では決済時と返金時の換算などもあるため、最終差額は17,815円になっています。
つまりこの記事は「返金するとメールで言われました」で終わりではありません。実際のカード明細まで返金を確認しています。
同じことをしてしまったら、私はこの順番で動く
1.まず請求額を確認する
2026年8月現在、米国政府公式ESTA FAQには40.27ドルを超えて請求された場合についての案内があります。料金は今後変更される可能性があるため、必ず申請時点の公式表示を確認してください。
2.ESTA自体が承認されているか公式サイトで確認する
返金問題と渡航認証の有効性は分けて確認します。申請番号などを使い、米国政府公式ESTAサイトでステータスを確認してください。
3.代行サービスの問い合わせ先を探す
申請確認メール、利用規約、問い合わせページなどを確認します。私はここで一度諦めかけましたが、探したらメールアドレスが見つかりました。
4.事実を簡潔に書いて返金を依頼する
「公式サイトと誤認した」「処理手数料の返金を希望する」「対象となる申請はこれ」と、事実と希望を簡潔に伝えます。
5.返事がなければカード会社にも相談する
ここで大事なのは、自分で決済したのであれば「身に覚えのない利用です」と事実と違う申告をしないことです。「公式ESTAだと思って決済したところ第三者の代行サービスだった。現在返金交渉をしている」と、そのまま相談するのがよいと思います。
海外旅行で実際に使っているクレジットカードや、ドジャースのチケット購入でカードブランドが重要だった失敗談は別記事へ。
→ LAでマストなクレカを紹介!|5人家族のLA旅行で実際に使ったクレジットカード
公式サイトを見分けるために、最低限ここだけ確認
- URLを見る: 米国政府公式ESTAサイトは
esta.cbp.dhs.gov - 検索順位を信用しすぎない: スポンサー広告が公式ページより上に出ることがあります
- 決済前に1人いくらかを見る: 家族旅行では1人分の違いが人数分増えます
- processing fee / service fee / 代行手数料を確認: 民間サービスなら料金内訳を確認します
- 経験者ほど一度立ち止まる: 過去に大丈夫だったから今回も同じ、とは限りません
ESTAが終わったら、次は通信と持ち物を準備
ここまで来た方は、アメリカ旅行の準備がかなり進んでいるはずです。ESTAを無事に確認したら、次に忘れたくないのが現地通信。LAではGoogle Maps、Uber、ホテルとの連絡などでスマホ通信がかなり重要でした。
わが家は海外旅行でGlobal WiFiを長く使っており、家族5人で共有した実料金やeSIMとの違いを別記事にまとめています。
家族で1台を共有する場合とeSIM派の違い、2017年からの実料金までまとめています。
→ WifiはずっとGlobal Wifiです|5人家族の海外旅行はGlobal WiFiが便利!実料金とeSIM比較

また、ESTA以外も含めて「LAへ何を持っていけばいい?」は持ち物記事にまとめています。
よくある質問
Q.民間の代行サイトから申請したESTAは無効ですか?
一概には言えません。わが家の場合は代行サイト経由でもESTA自体は承認され、そのESTAで実際に渡米しました。ただし、ご自身の認証状況は必ず米国政府公式ESTAサイトで確認してください。
Q.高額な代行手数料は必ず返金されますか?
いいえ。わが家は99ドル×5人分の返金を受けましたが、返金可否は各サービスの規約や処理状況によります。この記事のメールは、あくまで実際に返金された一例です。
Q.米国政府公式ESTAサイトはどこですか?
まとめ|97,520円を見たときは焦った。でも諦めなくてよかった
- ESTAは以前にも何度も申請した経験があり、それが油断につながった
- 2024年にGoogle検索から民間の申請代行サイトへ進んだ
- 19,504円×5人=97,520円のカード請求で気づいた
- 相手の説明では2024年当時の政府料金は21ドル/人、処理手数料は99ドル/人だった
- 問い合わせ先を探して返金を依頼した
- 99ドル×5人分の返金回答が届いた
- 実際にカードへ79,705円返金された
- カード明細上の最終差額は17,815円
- ESTA自体は承認され、家族5人でそのまま渡米した
何度もESTAを申請したことがあったのに、やらかしました。いや、何度もやっていたからこそ、やらかしたのかもしれません。
「知ってるから大丈夫」は危ない。でも同時に、一度決済したからといって、すぐ諦める必要もない。 今回これも学びました。
これからESTAを申請する方へ|最後は必ず米国政府公式サイトで確認
これからESTAを申請する方は、Googleの検索結果で一番上に出てきたページをそのまま開くのではなく、米国政府・U.S. Customs and Border Protection(CBP)の公式ESTAサイトを確認してください。
制度、料金、対象条件、有効期限などは変更される可能性があります。この記事も公開時点の情報はできる限り確認して書いていますが、ESTAは入国にかかわる大事な手続きです。最終的には必ずご自身で公式サイトを開き、URL・料金・申請条件・現在の認証状況を確認してください。
最後にもう一度。検索順位ではなく、URLを見る。 esta.cbp.dhs.gov。2024年の私と同じ失敗をしないために、これだけは覚えて帰ってください。
次に読む
LA家族旅行の全体像(旅程→費用→ホテル→移動の組み方)はLA家族旅行完全ガイドにまとめています。



2024年ESTA申請ではやらかしましたが、LA旅行自体は最高でした!
その際、わが家が参加したVELTRAのグランドサークルツアーは非常におすすめです。ドジャース観戦とあわせてどうぞ!↓


