大谷翔平が欠場したら?LAまでドジャース観戦に行くなら「大谷だけの旅」にしない|5人家族の実体験

大谷翔平が欠場したら?LAまでドジャース観戦に行くなら「大谷だけの旅」にしない|5人家族の実体験

最終更新:2026年10月9日17時(日本時間)

大谷翔平を見に、ロサンゼルスへ行く。 それは、もちろんいいと思います。わが家も、大谷翔平選手を見たくて2024年と2026年の2回、家族5人でLAへ行きました。

ただ、日本から時間もお金もかけて行くなら、旅行の楽しさを大谷選手の出場や活躍だけにかけるのは少し危険です。航空券やホテル、ドジャースのチケットは事前に予約できますが、試合当日に大谷選手が出場するか、出場してもヒットやホームランを打つかまでは予約できません。

だからこそ、大谷選手を見に行く旅行であっても、大谷選手が欠場したり、期待した活躍をしなかったりした場合に備えて、別の楽しみも用意しておくことが大切です。

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目次

【10/9時点】大谷選手の最新状況|NLCSは日本時間12日開幕

大谷翔平選手は9月にIL(負傷者リスト)から復帰し、ポストシーズンは全試合に「DH」で出場しています。地区シリーズの打順は、第1・2戦が2番、第3戦が5番、第4戦が4番でした。

地区シリーズ4試合では2安打。第4戦も3打数無安打でしたが、2回に四球で出ると二盗を決め、相手のミスが重なって同点のホームを踏みました。チームは3勝1敗で突破し、NLCSでブルワーズと戦います。

大谷選手の今季成績は、打者として打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889。投手としては14試合に登板して8勝2敗、防御率1.79でした。

ただ、投手としては7月3日を最後に登板がなく、今季の登板はすでに終了と報じられています。ポストシーズンは打者に専念する見込みです。

これからLAで大谷選手を見るなら

次はNLCS。相手はブルワーズで、LAのドジャースタジアムで試合があるのは第3〜5戦です。

NLCS現地日本時間開催地
第3戦10月14日(水)17:0010月15日(木)9:00ドジャースタジアム
第4戦10月15日(木)18:0010月16日(金)10:00ドジャースタジアム
第5戦※10月16日(金)18:0010月17日(土)10:00ドジャースタジアム
※どちらかが4連勝した場合は行われません。現地時刻は太平洋時間。開始時刻はMLB公式の発表によるもので、変更されることがあります。

大谷選手を見ることが一番の目的なら、試合当日のスタメン発表は必ず確認してください。ポストシーズンでも、これは同じです。

第1・2戦(現地10月11・12日、日本時間12日朝9時・13日朝6時)と、もつれた場合の第6・7戦はミルウォーキーです。全体の日程と、日本からの手配の順番はこちらにまとめています。

※状況は2026年10月9日17時(日本時間)時点。出場予定やポストシーズンのロースターは変更される可能性があります。観戦前にはMLB公式の負傷者情報とドジャース公式サイトをご確認ください。

そもそも「IL」って何?

「ILってよく聞くけど、何のこと?」という方のために簡単に説明すると、ILはInjured List=負傷者リストのことです。

ケガや体調不良などで一定期間試合に出られない選手を登録する制度で、ILに入っている間は公式戦に出場できません。一方でチームはその選手をアクティブロースターから外し、別の選手を入れられます。

MLBでは野手は通常10日間ILですが、投手と二刀流選手は15日間IL。大谷選手は二刀流選手として登録されているため、今回は15日間ILが適用され、9月8日にさかのぼって適用されたILから、ルール上の最短となる9月23日に復帰しました。15日たてば自動的に戻れるわけではなく、あくまで最低期間です。

詳しい制度はMLB公式の15日間ILの解説で確認できます。

……と、ここまでは「いまの大谷選手」の話でした。

でも、この記事でいちばん伝えたいのは、ここからです。

今は元気に出場している大谷選手も、9月には約2週間、試合に出られませんでした。ポストシーズンでも、出るかどうか、打てるかどうかは、当日のスタメンが出るまで誰にも分かりません。

安くない旅費と休みを使って日本からLAへ行くなら、「大谷が出なかったら全部台無し」という旅にはしたくない。わが家は2024年に、まさにその悔しさを味わいました。

ここからは、その失敗談も交えながら、大谷選手を見に行くからこそ「大谷だけの旅」にしない考え方を書いていきます。

2026年9月のように大谷翔平選手が欠場したら

SNSを見ていても、大谷選手を見ることを楽しみに現地へ行っていた人たちの落胆が伝わってきました。山本由伸選手や佐々木朗希選手を楽しみにしている人、ドジャースそのものが好きな人も当然いるでしょう。それでも、日本からLAまでドジャースを見に行く人の中には、わが家のように「一番の目的は大谷翔平」という人もかなりいると思います。

飛行機に乗って太平洋を越え、ホテルに泊まり、高いチケットを買ってDodger Stadiumまで来た。そこで「今日は大谷翔平が出ません」となったら、これはかなりきついです。9月、大谷選手がILで約2週間試合に出られなかったのを見ながら、わが家は2024年の初めてのLA旅行を思い出しました。

我が家が初めて観戦した2024年は2試合とも出場。でも9打席すべて凡退でした

2024年8月、わが家は家族5人で初めてロサンゼルスへ行き、ドジャース戦を2試合観戦しました。大谷翔平選手は2試合とも出場したので、「大谷を見る」という意味では目的は達成しています。ところが、わが家が見た9打席はすべて凡退でした。

大の大谷ファンだった末子は、「LAまで来たのに、無安打の大谷なんて見たくなかった」「これならテレビで見てればよかった。テレビは消せるから」と、本気で涙ぐんでいました。……いやいや、こんなに打てなかった大谷選手を見る方がレアやでって、フォローにならないフォローを入れておきました(笑)。「そんなの関係ない!」ってすごい剣幕で怒られましたけど。

でも、ずっとテレビで大谷選手を応援してきた子どもにとっては、ものすごく残念だったんだと思います。遠いLAまで来たからこそ、ヒットを打つ大谷、できればホームランを打つ大谷を見たかった。その期待が大きかったぶん、2試合とも無安打だったことが本当に悔しかったのでしょう。

2024年凡打に終わる大谷翔平選手
2024年に観戦した大谷翔平選手。2試合とも出場してくれましたが、わが家が見た9打席はすべて凡退でした。

9月の欠場を見て、あらためて思いました。それでも2024年のわが家は、大谷選手が2試合とも出場してくれただけ、まだよかったのかもしれない。 もしLAまで来て、楽しみにしていた2試合とも大谷選手がグラウンドに立たなかったら、末子がどれほど落胆したのかは正直想像したくありません。私自身も多額のお金をかけてきたLA旅行がなんだったんだ!?と思ってしまいます。

結論|大谷翔平を見に行く。だからこそ、大谷だけのLA旅行にはしない

この記事で伝えたいことは、「大谷目当てでLAへ行くのはやめましょう」ではありません。むしろ逆で、大谷翔平を見たいなら、ぜひ行きましょう。 わが家も2026年にもう一度LAへ行った大きな理由の一つが、「今度こそ投げる大谷翔平を見たい」でした。

ただ、その一方で、大谷選手が欠場しても、無安打でも、期待していた結果にならなくても、「それでもLAまで来てよかった」と思える旅行にしておく。 ここが大切だと思います。

わが家なら、まずできるだけ1試合だけにすべてを賭けない。次にナイターを見る日でも、試合開始までの時間をただ待つ時間にしない。そして旅行全体では、野球とはまったく違う主役をもう一つ持っておく。この3つを意識します。

①まずは「この1試合」に全部を賭けない

2026年のLA旅行は7泊9日でした。この日程には、滞在中にドジャース戦を最大6試合カバーできるという大きな理由がありました。もちろん6試合全部を見るつもりではありません(笑)。

1月の時点で、大谷選手がいつ先発するかをピンポイントで当てることはできません。それなら、複数のホームゲームがある期間そのものを押さえ、その中から2〜3試合を選ぶ方が可能性は上げられる。実際、最終的にはドジャースを3試合観戦しました。

2026年LA家族旅行7泊9日の旅程を読む

もちろん、仕事や学校の都合で3泊5日しか取れない人もいるでしょう。無理に旅行日数を延ばす必要はありません。それでも、日程を決める段階で「1試合だけ見られればいい」とするのか、「ホームゲームが2〜3試合ある期間に合わせられないか」と考えるのかでは、かなり違います。

ドジャース観戦完全ガイドにも書いていますが、数か月前の時点で誰が先発するかまでは分かりません。最後はどうしても運です。だからこそ、運に任せる部分をゼロにはできなくても、運に任せる割合は少し減らしておく。 これが最初のリスクヘッジです。

ドジャース観戦完全ガイドを見る

②ナイターの日、試合までホテルで待つだけにしない

たとえばドジャース戦が夜19時。朝はホテルでゆっくりして近所を軽く散策し、いったんホテルへ戻って休み、夕方になったらDodger Stadiumへ向かう。もちろん、こんな日があってもいいと思います。旅行後半で疲れているなら休んだ方がいいし、ホテルそのものを楽しむのも立派な旅行です。

ただし、「今日はホテルでゆっくりする日」と決めて休んでいるのと、「夜の大谷を見るまで特にすることがないから待っている」のは少し違います。 朝から「今日は大谷出るかな」と思いながらホテルで過ごし、夕方になって「今日は出ません」と分かったら、その日の予定がホテルと軽い散策、それから大谷選手が出場しない試合だけだった場合、「せっかくLAまで来たのに、今日何したんやろ……」となっても不思議ではありません。

そこで、家族の体力や旅行スタイルに合わせて、試合前にもう一つLAでしかできない体験を入れておく。わが家は実際に、いくつかのパターンを試しました。

野球に全振りするなら、Pregame Tourがかなりいい

「ドジャースを見る日は、やっぱり野球の日にしたい」。これはよく分かります。そんな人に合うのが、Dodger Stadium Pregame Tourです。わが家は2024年8月6日、初めてドジャースを観戦した日に家族5人で参加しました。2024年当時は1人55ドル、家族5人で275ドル。手数料込みの実支払額は284.75ドルでした。

ドジャースタジアムPregame Tourのガイドと家族3人
2024年のPregame Tour。ガイドさんについてDodger Stadium内を回りました。

Pregame Tourでは、ガイドさんについて球場内を歩きます。試合を見るために普通に入場しただけではなかなかゆっくり見ない場所へ連れて行ってもらい、ドジャースの歴史や球場内の展示を楽しめました。

Pregame Tourで見たドジャース選手が描かれた球場内の壁画
Pregame Tourでは、球場内のこんな壁画も見ながら歩きました。

さらに、歴代選手のゴールドグラブがずらっと並ぶ展示もあります。ムーキー・ベッツ選手のゴールドグラブも間近で見ました。

ドジャースタジアムに展示された歴代選手のゴールドグラブ
歴代選手のゴールドグラブが並ぶ展示。ムーキー・ベッツ選手のゴールドグラブも間近で見られました。

こういうものを見て回ると、その日が単に「夜の試合を見る日」ではなく、Dodger Stadiumそのものを楽しむ日になっていきます。そして、わが家が参加した2024年は、ツアーが終わったあとも早い時間から球場内に残り、外野エリアから選手たちの練習を見ることができました。

Pregame Tour後にドジャースのムーキー・ベッツ選手の打撃練習を見る様子
Pregame Tour後に見た打撃練習。ムーキー・ベッツ選手らが目の前で練習していました。

まだ観客の少ないDodger Stadiumで、メジャーリーガーが目の前で打撃練習をしている。試合とはまた違う楽しさがあります。そしてこの練習中、末子には思いがけない出来事がありました。

ドジャースタジアムでフリーマン選手の子どもからもらった練習球を持つ末子
フリーマン選手のお子さんがスタンドへ投げてくれたボール。末子にとって忘れられない思い出になりました。

末子が持っているこのボールは、フリーマン選手のお子さんが、スタンドにいた末子へ投げてくれたものです。もちろん、Pregame Tourへ参加すればボールをもらえるわけではありません。この日は幸運が重なり、家族で練習球を合計4個手にしました。

でも、ここで伝えたいのは「ボールがもらえる」という話ではありません。まだ試合が始まる前なのに、すでに子どもたちには、ガイドさんと球場を歩いたこと、壁画やゴールドグラブを見たこと、ベッツ選手らの打撃練習を見たこと、そして思いがけずボールを投げてもらったことまで、いくつもの思い出ができていました。

仮にこの日の大谷選手が欠場していたとしても、もちろん残念だったと思います。でも、「大谷選手が見られなかった」だけで、その日の思い出が全部終わる状態ではなくなっている。 Pregame Tourの良さは、そこにもあると思います。

「朝からテーマパークへ行くほど体力は使いたくない。でも、試合開始までホテルで待っているだけにはしたくない」。そんな人には、かなり相性がいい選択肢です。

Pregame Tourの実体験を詳しく読む

なお、ツアー内容や料金、練習を見られる範囲は変更される可能性があります。予約時にはDodgers公式の最新案内も確認してください。

もう少し動けるなら「USH→ドジャース」がかなり相性よかった

野球以外も楽しみたいけれど、Disneyを一日入れるほどではない。そんな日の選択肢として、2026年にかなりよかったのがUniversal Studios Hollywood(USH)でした。

2026年3月31日、わが家は朝からUSHへ行き、そのままホテルには戻らずUberでDodger Stadiumへ直行しました。この日の夜は、大谷翔平選手の2026年シーズン初登板。さらに山本由伸選手とヨッシーのコラボボブルヘッド配布日で、結果的には大谷選手が6回無失点で勝利投手。出来すぎです(笑)。

でも今回の記事では、あえて逆に考えます。もし、この日に大谷選手が欠場していたら? それはものすごく残念です。わが家は投げる大谷を見たくてLAへ行っているんですから。

それでも、この日の朝から昼はUniversal Studios Hollywoodにいました。SUPER NINTENDO WORLDへ行き、マリオを楽しみ、Studio Tourに乗り、ミニオンやWaterWorldも楽しみました。旅行後半だったので「全部乗る」は最初からやめ、夜のドジャースへ体力を残しています。

青空の下に立つUniversal Studios Hollywoodの入口ゲート
この日は旅行中2回目のUSH。夜のドジャースが本命なので、朝から全力ではなく無理をせず楽しみました。
Universal Studios HollywoodのSUPER NINTENDO WORLDにあるクッパ像
旅行中2回目でもSUPER NINTENDO WORLDへ。夜の試合までに、LAならではの別の思い出も作りました。

大谷選手がもし欠場しても、「大谷見られへんかった……」という気持ちは残ります。でも、その日の記憶がそれだけにはなりません。「昼間はハリウッドのユニバへ行った」という、まったく別の思い出も残ります。

夜にドジャースやNBAを見る日とUSHは、わが家にはかなり組み合わせやすかったです。2026年は実際に、USHからLakers、別の日にはUSHからDodgersという2日を作っています。

USHは「両方100%」にしない方がいい

ただし、朝から閉園までUSHを遊び切り、そのあとドジャースも最後まで全力。これは子ども連れではかなりきついと思います。わが家がうまくいった理由は、その日の本命を決めていたことです。ドジャースが本命なら、USHはまだ遊べるところで切り上げる。USHを本気で遊びたい日なら、夜まで予定を詰め込まない。このくらいの方が現実的です。

USH→ドジャースを1日で楽しんだ実録を見る

夜のドジャースまで、USHを入れられそう?

旅行日と人数を入れて、まずその日の料金を確認してみると旅程を組みやすくなります。同じ日・同じ人数でKlookとKKdayを見比べ、最終金額や条件で選ぶのがわが家の考え方です。

USH攻略ガイドも読む

2024年はDisneyland→Dodgersも本当にやりました

もう少し欲張った例もあります。2024年8月7日、朝からDisneyland Parkへ行き、16時43分にAnaheimを出発。そのままLyft XLでDodger Stadiumへ向かい、17時56分ごろ球場に到着しました。朝8時43分にLAダウンタウンのホテルを出発しているので、朝からDisney、夜はMLBという一日です。

……何してんねん、この家族。とは思います(笑)。でも後から子どもたちに「Disneyのあと野球ってしんどくなかった?」と聞くと、「全然。むしろいろいろできて楽しかった」と言っていました。

そして、この日の大谷選手も無安打。末子が本気で涙ぐんだ日です。それでもこの日の記憶は、「大谷が打たなかった日」だけではありません。 Star Wars: Galaxy’s Edgeへ行き、Rise of the Resistanceに乗り、Millennium Falconを見て、そのあと本物のMajor League Baseballを見に行きました。

Disneyland ParkのStar Wars Galaxy’s EdgeにあるMillennium Falcon
昼はCalifornia Disneyland、夜はDodger Stadium。同じ1日の中に、野球とはまったく違う思い出も残りました。

Disneyland→Dodgersの実際の時間・料金を見る

ただし、Disneyは無理にはしごしなくていい

ここはUSHとは少し違います。わが家はDisneyland→Dodgersを実際にやって満足しましたが、Disneyland Park自体は16時台までではまだ見ていないところがかなり残りました。現在のDisney攻略記事でも、わが家の結論は「Disneyland Parkはできれば丸1日ほしい」です。

だから、「大谷欠場に備えて全員Disneyも同じ日に入れよう」という意味ではありません。旅行日数が短く、Disneyにも行きたいしドジャースにも行きたいなら、同日ハシゴは実際に成立した。日数に余裕があるならDisneyはDisneyで丸1日楽しむ。大事なのは、はしごすること自体ではなく、野球以外にも「この旅行で絶対に楽しみにしているもの」があることです。

カリフォルニアDisney攻略ガイドを読む

こういうLA旅行ほど、現地の通信は切らしたくない

USHからUber、DisneylandからLyft、Dodger Stadiumへの移動、Google Maps、電子チケット、試合当日の情報確認。現地でこう動く旅行では、スマホがつながらないとかなり困ります。

わが家は家族で一緒に動くことが多いので、2017年からGlobal WiFiを繰り返し使っています。2024年・2026年のLA旅行でも利用しました。eSIMの方が合う人にはAiraloやSailyという選択肢もあります。この記事の主役ではないので強く売りませんが、こういう旅程を現地で動かすための準備として通信は先に決めておく方が楽です。

Global WiFi実料金・eSIM比較を読む

③旅行全体のリスクヘッジなら、国立公園はさらに強い

Pregame TourやUSHは、主に「試合当日の満足度を守る方法」です。でも旅行全体で考えるなら、わが家がかなりおすすめしたいのが国立公園です。2024年は2泊3日のグランドサークルでグランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー、セドナを巡り、2026年には1泊2日でセコイア国立公園とヨセミテ国立公園へ。どちらもVELTRAの日本語ツアーを利用しています。

2024年のグランドキャニオン。野球とはまったく違う「アメリカまで来た」を感じられる景色でした。
2024年のグランドキャニオン。野球とはまったく違う「アメリカまで来た」を感じられる景色でした。
ヨセミテ国立公園のTunnel Viewから見た渓谷と滝
2026年のヨセミテ。大谷選手の出場や成績とは別に残る、旅行そのものの思い出です。

野球とは、全然違う(笑)。ドジャースタジアムで大谷選手を見るのもすごいし、DisneyもUSHも楽しい。でも、グランドキャニオンの前に立ったときや、ヨセミテの巨大な岩壁を見上げたときの、「うわ……アメリカまで来たんや」という感覚はまた別です。

大谷選手が無安打でも、この景色は変わりません。大谷選手が欠場しても、この思い出までなくなることはありません。だから、「大谷を見るためのLA旅行」に「アメリカまで来たと実感できる旅」を一つ足す。 これは旅行全体の満足度を守るという意味では、かなり強いと思います。

2026年は「国立公園の日に大谷が投げたら?」と本当に悩みました

実は2026年、この考え方がきれいにできていたわけではありません。3月29日と30日は、セコイア+ヨセミテの1泊2日ツアーを予約していました。一方、旅行最大の目的の一つは投手・大谷翔平を見ること。もし3月30日に大谷選手が登板したら、わが家はヨセミテにいます。当然、Dodger Stadiumには戻れません。

旅行前は「頼むから30日には投げないでくれ……」と思いながらローテーション情報を見ていました(笑)。それでも、登板日が完全に確定するまで3月29日、30日の2日間を何も入れずに空けておくことはしませんでした。29〜30日は国立公園へ行く。 そう決めました。

結果的に大谷選手の登板は3月31日。わが家はその日、USHからDodger Stadiumへ移動して、2026年シーズン初登板の二刀流を見ることができました。最高の結果です。でも、これは結果論でもあります。

もし大谷選手が30日に投げていたら、わが家はヨセミテにいました。たぶん、めちゃくちゃ悔しかったと思います。それでも、セコイアの巨木や雪景色、ヨセミテの岩壁や滝を見た2日間まで「失敗だった」とは思わなかったはずです。

一人の選手の予定が確定するまで、LA旅行そのものを止めて待たない。 大谷翔平を見ることは最大の目的の一つ。でも同時に、大谷翔平が見られなくても消えない思い出を作っておく。 これです。

実際のところ、大谷翔平選手の登板が仮に見れなかったとしても、このアメリカの国立公園ツアーは大谷翔平選手に勝るとも劣らない感動があります。

だから、2026年の旅程にも組み込んだのです。

「アメリカまで来てよかった」と思える旅を一つ入れる

わが家は2024年のグランドサークル、2026年のセコイア+ヨセミテともVELTRAを利用しました。子ども3人を連れて、自分たちで何時間もアメリカを運転するのは、わが家にはかなりハードルがあります。ツアーなら大人は運転しなくていいし、子どもは移動中に眠ることもできます。

次にLAへ行って、自力では行きにくい場所へ行きたくなったら、わが家はまたまずツアーを調べると思います。せっかくLAまで行くなら、野球とはまったく違う思い出も一つ作りたい。そう思った人は、実際にわが家が参加したツアーの現在の条件を見てみてください。

LAで使ったVELTRAツアー・送迎をまとめて見る

だからといって、毎日朝から晩まで詰め込む必要はない

ここまで読むと、「大谷が欠場してもいいように、毎日ぎっしり予定を入れればいいのね」と思うかもしれません。それは違います。普通に疲れます(笑)。2026年3月31日のUSHも、旅行後半だったので「全部乗る」はやめました。Opening Dayのように、その日のドジャース自体をメインイベントにして朝をゆっくり使った日もあります。

2024年に泊まったInterContinental Los Angeles Downtownのように、ホテルそのものを楽しめる場所なら、あえてゆっくりする時間もかなりよかったです。わが家が実泊したLAの4ホテルの中では、料金を気にしなければホテル自体の満足度は一番でした。

インターコンチネンタル ロサンゼルス ダウンタウン高層階から見た昼のLA市街
ホテルで休むこと自体が悪いわけではありません。「今日はこのホテルを楽しむ」と決めた時間なら、それも旅行の大切な一部です。

ホテルで休むことが悪いのではありません。今日は疲れを取るために休む。今日はこのホテルを楽しむ。 それなら立派な予定です。わが家が避けたいと思うのは、「夜の大谷を見る以外に今日の目的がないから、それまで時間をつぶして待つ」という状態です。

Pregame Tourでもいい。USHでもいい。Disneyでもいい。おいしいものを食べに行ってもいい。何もしない日なら、ホテルそのものを楽しむ。自分たちで「今日はこれを楽しむ」と決めていることが大事なんだと思います。

LAで実泊したホテル4軒の比較を見る

大谷を見たい人ほど「大谷以外」を決めておいた方がいい

2024年と2026年の2回を振り返ると、わが家の考え方はかなりはっきりしました。まず、旅行期間を決めるときに可能なら複数のホームゲームが入る日程を考える。そして試合の日は、家族の体力に合わせて、Pregame TourでDodger Stadiumを深く楽しむのか、USHを入れるのか、条件が合えばDisneyとはしごするのかを考える。さらに旅行全体には、国立公園やNBAなど野球とはまったく別の主役を一つ置いておく。

2024年の旅行は8泊10日で、ドジャース2試合、Disney2日、グランドサークル2泊3日を組みました。大谷選手は2試合とも無安打で、末子は本気で涙ぐむほど落胆しました。それでも2024年のLA旅行そのものが「大谷が打たなかった旅行」だけにならなかったのは、Disneyもグランドキャニオンも、Pregame Tourも、そのほかのLAの思い出もあったからです。

2026年は、ドジャース3試合、Lakers、USH2日、セコイア、ヨセミテまで入りました。そして運よく、大谷選手の二刀流まで見ることができた。もちろん最高でした。でも仮に大谷選手が欠場していても、USHへ行ったことも、Lakersを見たことも、セコイアもヨセミテも消えません。

そこまで作っておけば、「大谷が出なかったから、このLA旅行は全部ダメだった」にはなりにくい。これが、わが家の考える一番現実的なリスクヘッジです。

それでも大谷翔平を見たい。それでいい

ここまで「大谷以外も」と書いてきましたが、最後に一つ。それでも、大谷翔平を見たい。 それでいいと思います。わが家もそうです。2024年、末子が涙ぐんだのも、大谷選手がそれだけ好きだったからです。

2026年3月31日、大谷選手が実際にDodger Stadiumのマウンドへ上がり、投げて、そのあと打席に立ち、またマウンドへ戻っていく。目の前で本物の二刀流を見たときは、LAまで来てよかった。 本気でそう思いました。

2026年ドジャースタジアムのマウンドで投球する大谷翔平選手
2026年3月31日。目の前で本物の二刀流を見ることができました。

これは、テレビでは代わりになりません。現地だから感じる球場の空気があります。だからこそ見に行きたい。ただ、スポーツなので、出場するか、ヒットを打つか、ホームランを打つか、投手として投げるか、ドジャースが勝つか。そこまで全部を、日本で航空券を予約した時点で約束してもらうことはできません。

2024年のわが家のように、出場した。でも9打席すべて凡退。 もあります。2026年9月のように、そもそも出場しない日が続く。 ということもあります。

だから、「大谷が見られなかったら、この旅行は何だったんだろう」という旅程にはしない。大谷が出れば最高。ヒットを打てば、もっと最高。ホームランなんて目の前で見られたら、一生ものです。

でも、もし出なくても、「Pregame TourでDodger Stadiumの中まで見たな」「ベッツの練習を見たな」「USH楽しかったな」「Disneyも行ったな」「グランドキャニオン、すごかったな」「ヨセミテは忘れられへんな」。

そして最後に、「やっぱりLAまで来てよかったな」と言える旅行にしておく。

大谷翔平を見るためにロサンゼルスへ行く。だからこそ、大谷翔平だけのロサンゼルス旅行にはしない。 次にわが家がまたドジャースを見に行くとしても、この考え方は変わらないと思います。


次に読む|大谷観戦を「LA旅行」にする3記事

最初に読んでほしいのは、Dodger Stadium Pregame Tour実体験です。野球の日は野球を思い切り楽しみたいけれど、試合だけではもったいないという人に一番合います。

Pregame Tour実体験を読む

次は、USHからドジャースを1日で楽しんだ2026年実体験。夜のドジャースまで昼間をどう使えるのか、実際の流れで分かります。

USH→ドジャースの1日を読む

そして旅行全体にもう一つ大きな目的を足したいなら、VELTRAで行った国立公園ツアー記事へ。野球とはまったく違う「アメリカまで来た」を加えたい人向けです。

LAの国立公園ツアー実体験を読む

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