ドジャースタジアム Baseline Club|27BL・45BLの見え方と食事

ドジャースタジアム Baseline Club|27BL・45BLの見え方と食事

ドジャースタジアムでは、ホームランシート、Field Level、ブルペン横、内野席と、いろいろな席に座ってきました。そのうえで「もう一回、好きな席を選んでいいよ」と言われたら、我が家の答えは決まっています。

Baseline Club(ベースラインクラブ)。

高いです。普通に買えば、めちゃくちゃ高い。でも、StubHubで価格が落ちるまで待つと、とんでもない値段で出てくることがあります。

2026年3月31日、我が家はこの席を家族5人分取りました。3人は45BL Row 5、残り2人は27BL Row 2。そして45BLの3席は合計約16万円。1席あたり約5万3,000円でした。

「5万円の野球の席が安いって、金銭感覚どうなってるんですか」

ごもっとも。でもこの席、食事付き、ソフトドリンク付き、専用クラブ付き、座席での注文付き。そして選手がめちゃくちゃ近い。当時、公式サイトで見ていた同クラスは1席600ドル前後でしたから、5万円台なら破格です。

金銭感覚が壊れたのではありません。たぶん。

ドジャースタジアム Baseline Club

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目次

そもそもBaseline Clubってどんな席?

Baseline Clubは、Field Levelよりさらにグラウンド側にせり出したプレミアム席です。場所は一塁側が26BL〜44BL、三塁側が27BL〜45BL。チケットの「BL」がその印です。

特典はざっくりこんな感じ。

  • 球場でいちばん幅の広い座席。前には食べ物を置ける台つき
  • 専用ラウンジ「Lexus Baseline Club」
  • 食事とノンアルコール飲料が込み(アルコールは有料)
  • 座席で注文できるインシートサービス
  • 専用トイレ

つまり「良い席を買ったらご飯までついてきた」ではなく、席と食事とサービスをまとめて買う席です。実際に使ってみると、この「食事付き」が想像よりかなり強かったのですが、それは後ほど。まずは席をどう取ったのかから。

試合の5日前、StubHubに出た

この日の目的は「できれば内野の最前列クラスで観たい」。ただそれだけ。問題は家族5人で、プレミアム席を5席連番で探すと選択肢が一気に減ります。開幕戦と同じく、今回も3人+2人に分かれる前提でStubHubを見ていました(分ける作戦の経緯は開幕戦チケットの記事に書いています)。

すると試合の5日前くらいに出ました。

45BL、3席で約16万円。

1席約5万3,000円。え、何これ。安い。いや5万円ですけど、安い。

誰がなぜこの価格で出したのかは分かりません。年間席を持っている人が「行けないから売っちゃえ」と出したのかもしれない。知らんけど。でもリセールでは、こういうことが本当に起きます。迷わず購入しました。

ドジャースタジアム Baseline Club|試合の5日前、StubHubに出た

45BLは安かった。でも、外野寄り

45BLは、三塁側Baseline Clubのいちばん外野側のセクションです。

列の番号がちょっと独特で、我が家は「Row 5」でしたが前に1列あるだけ。つまりRow 5なのに前から2列目。外野端で球場がカーブし始める位置なので、他のBLセクションより列数が少ないようです。

グラウンドにはめちゃくちゃ近い。ただし、ホームベースを見るには横からになります。

ドジャースタジアム Baseline Club|45BLは安かった。でも、外野寄り

決して見にくい席ではありません。むしろ普通の座席と比べると近さが異次元です。でも一度こういう席に座り始めると、人間は欲深くなるんです。

「残り2人は、もっとダグアウト側にしたい」

3席を5万円台で確保したことで、完全に気が大きくなりました。次に狙ったのは27BL。

27BL Row 2。高かった。でも選手が近すぎる

そして出てきたのが、27BL Row 2 Seat 7、8。2席合計約21万2千円、1席約10万6,000円。45BLのほぼ倍です。

一瞬だけ迷いました。一瞬だけです。買いました。

ドジャースタジアム Baseline Club|27BL Row 2。高かった。でも選手が近すぎる

理由は単純で、27BLは三塁側Baseline Clubの中でいちばんドジャースのダグアウトに近いセクション。しかもRow 2。選手が本当に近い。前日に登板した佐々木朗希選手も、すぐそこにいます。

ドジャースタジアム Baseline Club|27BL Row 2。高かった。でも選手が近すぎる(写真2)

試合を見るだけなら45BLでも十分です。でも「選手を近くで見たい」なら27BL。これは明確でした。同じBaseline Clubでも場所によって価値が違います。我が家の感覚では、コスパ優先なら45BL、選手との距離優先なら27BLです。

そして末子に奇跡が起きた

試合前、末子はダグアウト横のネット付近で、守備練習をしている選手をずっと見ていました。こういうとき、子どもは強い。大人が同じ場所で無言で立っていたらたぶん怖いですが、子どもなら「ボール欲しいんだな」と伝わります。

すると、ドジャースのアレックス・コール選手が来てくれました。しかも練習で使っていたボールをもらい、その場でサインまでしてくれました。

ドジャースタジアム Baseline Club|そして末子に奇跡が起きた
ネット越しにサインしてもらいました。

えええええ。

ドジャースタジアム Baseline Club|そして末子に奇跡が起きた(写真2)

ボールだけでもうれしい。サインだけでもうれしい。練習で使っていたボールに生サイン。全部乗せです。

もちろん、Baseline Clubを買えばサインがもらえるわけではありません。そんな保証はどこにもない。でも選手との距離が近いぶん、こういうチャンスが生まれる。これは間違いなく、この席の大きな魅力でした。

隣のおじさん4人組が、いきなり太っ腹だった

27BLで隣に座っていたのは、アメリカ人のおじさん4人組。どの方もシーズンチケットホルダーで、なんというか、お金持ちそうな雰囲気。雰囲気だけで伝わるものってありますよね。

試合中、突然話しかけられました。

「どこから来たの?」
「日本です。子ども3人と来ていて、妻と下の2人は45BLで見ています」
「子どもは何かスポーツしてるの?」
「野球やってますよ」

こんな感じで会話が弾みました。ここまでは、よくある球場の交流。ところがその後。

「明日も来るなら、この席を譲るよ。俺たち、明日は来ないから」

え? 無償で? 27BL Row 2を?

残念ながら翌日は帰国日。そう伝えると、本気で残念がってくれました。いや、こっちの方が残念です。

しかもそれで終わりません。4人組は4回で帰ることになり、「じゃあ、この席は奥さんたちが使いなよ」と言い残して去っていきました。さすが金持ち。結局、後半は45BL組が27BLに移動して、家族全員がダグアウト横で観戦できました。

Baseline Clubは基本的に裕福な常連さんが多い印象です。だからこそ、こういう会話や展開が起きるのかもしれません。もちろん毎回起きることではありませんが、隣の人に「Hi」と言えるかどうかで、旅の景色はちょっと変わります。

この日は山本由伸×ヨッシーのボブルヘッドデー

そしてこの日は、ただの試合ではありませんでした。山本由伸×ヨッシーのボブルヘッドデー。

Nintendoの「ヨッシー」が山本由伸選手の18番ユニフォームを着て、ドジャースの帽子をかぶっている、かなり特殊なコラボです。翌4月1日に全米公開の映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」とのタイアップ企画でした。

ドジャースタジアム Baseline Club|この日は山本由伸×ヨッシーのボブルヘッドデー

配布は先着4万人、1人1個。ドジャースタジアムの収容は約5万6,000人なので、全員分ではありません。案の定、球場へ行くと長蛇の列です。

「せっかく日本から来て、ヨッシーもらえなかったらどうする?」

嫌です。絶対嫌。

ところがBaseline Clubのチケットを持っていた我が家は、この日、一般の大行列とは別の入口から入場できました。長蛇の列を横目にスッと入る。ディズニーの有料パスって、こういう気分なんでしょうか。ちょっとだけ優越感。いや、だいぶ。

無事、ヨッシーを確保できました。

ドジャースタジアム Baseline Club|この日は山本由伸×ヨッシーのボブルヘッドデー(写真2)

ちなみにこのヨッシー、配布当日からメルカリでは最高11万でした!!!

売りたい…でも、売りません。絶対に売りません

※記念品は先着配布です。Baseline Clubならどんな時間に行っても必ずもらえる、という意味ではありません。我が家は早めに入場して受け取れた実体験として書いています。入場導線も試合日によって変わる可能性があります。

Lexus Baseline Clubに入ってみたら、球場飯のレベルではなかった

Baseline Clubのチケットがあると、専用ラウンジのLexus Baseline Clubを利用できます。現地ではチケットを提示すると、入口で手首にリストバンドを巻いてもらいました。これがないとクラブには入れません。

中に入ると、サラダ、ドジャードッグ、デザート、ソフトドリンク。そして店員さんがその場で切り分けてくれる肉料理。

「どうせ球場の食べ放題でしょ?」と思ったそこのあなた。違いました。普通においしい。 これ大事です。

ホームランシートにも食事は付いていて、あちらも十分楽しい。でもBaseline Clubは、そこからさらに一段上。「野球場で食事をする」より、「ちゃんとしたビュッフェを食べたら、目の前で野球もやっていた」くらいの感じです。

アルコールは有料ですが、ソフトドリンクと対象の食事は料金に含まれています。料理は容器に入れて、自分の座席へ持っていくこともできました。

ドジャースタジアム Baseline Club|Lexus Baseline Clubに入ってみたら、球場飯のレベルではなかった

まだ食べる。座席でも注文できる

もう食べたでしょ、と思いますよね。食べます。

座席にもQRコードがあり、そこからその日のメニューを確認できます。

ドジャースタジアム Baseline Club|まだ食べる。座席でも注文できる
メニューはQRコードをスマホで読み込むと見れます。

この日のメニューには、World Famous Dodger Dog、Brooklyn Dodger Dog、Plant Based Dodger Dog、Caesar Salad、L.A. Nachos、Chicken Tenders & Fries、Garlic Fries、Soft Pretzel、デザート、ソフトドリンクなどが並んでいました。

注文方法は、QRコードでメニューを見る → 巡回してくる係員に注文するです。スマホで決済して取りに行くのではなく、係員に「これください」とお願いすると、あとで座席まで持ってきてくれます。対象の食事とノンアルコール飲料は追加料金なし。

食べ放題の席なのに、席を立たず、注文して、持ってきてもらう。もう動けません。人間がダメになります。

ドジャースタジアム Baseline Club|まだ食べる。座席でも注文できる(写真2)

専用トイレとボブルヘッド展示も地味に強い

Lexus Baseline Clubには専用トイレもあります。これ、子連れでは地味に重要。球場のトイレはタイミングによってかなり混みますが、専用エリアのトイレは利用者が限られているので、我が家が使ったときは快適でした。

さらにクラブ内には、歴代のボブルヘッドがずらーっと展示されています。

ドジャースタジアム Baseline Club|専用トイレとボブルヘッド展示も地味に強い

これだけでも結構見ていられます。末子は完全に博物館状態。今日もボブルヘッドをもらったのに、過去のボブルヘッドを見ています。どんだけ好きなん。

そしてこの日は、大谷翔平の二刀流デーだった

ヨッシー、サインボール、Baseline Club、食べ放題。もう十分です。と思ったら、この日の先発は大谷翔平。2026年シーズン、大谷選手がドジャースタジアムのマウンドに立つ初めての日でした。

ドジャースタジアム Baseline Club|そしてこの日は、大谷翔平の二刀流デーだった

小雨のぱらつく中、6回無失点、6奪三振。ドジャースは4対1で勝って、大谷選手に今季初勝利がつきました。

ドジャースタジアム Baseline Club|そしてこの日は、大谷翔平の二刀流デーだった(写真2)

近い席から見る二刀流。これはもう最高でした。高い席を買っておいてよかった、とこの日だけは本気で思いました。

27BLと45BL、どちらがおすすめ?

両方実際に使った結論です。

値段が同じなら27BL。 これは迷いません。ダグアウトに近く、選手との距離が明らかに近いからです。選手を間近で見たい、練習を見たい、サインやボールのチャンスが欲しい、写真を撮りたい、なら27BL寄りがおすすめ。

一方で45BLは、外野寄りになる代わりに価格が落ちることがあります。今回のように27BL約10.6万円、45BL約5.3万円まで差がつくなら、45BLも猛烈に魅力的です。試合そのものは十分楽しめます。

ですから、絶対的なおすすめは27BL寄り、コスパを含めたおすすめは「安く出たBaseline Clubなら場所を問わず買う」が我が家の結論です。

ちなみに5人合計は45BL 約16万円+27BL 約21万2千円で約37万円。5人全員を公式価格でBaseline Clubにした場合を考えると、かなり抑えられました。StubHubでの探し方そのものは別記事のStubHub完全ガイドにまとめています。

Baseline Club観戦後の移動を先に決めるなら、試合後にUberで帰る方法で触れています。

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よくある質問

Q. Baseline Clubの食事は本当に料金に含まれますか?

A. 我が家が利用した2026年3月31日は、対象の食事とノンアルコール飲料がチケットに含まれていました。アルコールは有料でした。

Q. StubHubで買ったチケットでもクラブを使えましたか?

A. はい。我が家は5席ともStubHub購入でしたが、Baseline Clubの特典を利用できました。入口でチケットを提示し、手首にリストバンドを巻いてもらいました。

Q. 45BLと27BLは何が違いますか?

A. どちらも三塁側Baseline Clubですが、27BLはドジャースのダグアウトにいちばん近い側、45BLはいちばん外野寄りです。45BLは列数が少なく、我が家のRow 5は前から2列目でした。選手との距離を優先するなら27BL、安く出た席を狙うなら45BLも十分おすすめです。

Q. サインはもらえますか?

A. 保証はありません。ただ、選手との距離が近いためチャンスはあります。我が家の末子は、実際にアレックス・コール選手から練習使用球をもらい、その場でサインまでしてもらえました。

Q. ボブルヘッド配布日に有利ですか?

A. 我が家が利用した日は一般列とは別の入口から入場でき、長蛇の列を避けて受け取れました。ただし記念品は先着配布なので、「Baseline Clubなら何時に行っても必ずもらえる」とは考えない方が安全です。

Q. 結局、高くても買う価値はありますか?

A. 我が家なら、StubHubで価格が下がっていればまた買います。特に5〜10万円台で出ているなら、席の近さ、食事、座席サービス、クラブ、専用トイレまで含めると満足度はかなり高いです。

まとめ

  • 我が家が実際に座ったドジャースタジアムの席の中では、総合1位はBaseline Club
  • 2026年3月31日はStubHubで、45BLを3席約16万円、27BLを2席約21万2千円で購入
  • 45BLはいちばん外野寄りだが、今回1席約5.3万円という破格。列数が少なくRow 5でも前から2列目
  • 27BLはダグアウトにいちばん近く、選手がとにかく近い。末子は練習使用球+直筆サインをゲット
  • 隣のシーズンチケットホルダー4人組が席を譲ってくれて、後半は家族全員が27BLに
  • 専用ラウンジのLexus Baseline Clubでは、食事・デザート・ソフトドリンクが込み(アルコールは有料)
  • 座席でもQRコードでメニューを見て係員に注文でき、ドジャードッグやポテト等を持ってきてくれる
  • 専用トイレ、歴代ボブルヘッド展示もあり
  • 山本由伸×ヨッシーボブルヘッドデー(先着4万人)では、一般の長蛇の列を避けて入場できた
  • 値段が同じなら27BL。大幅に安い45BLが出たら、そちらも迷わず候補

ドジャースタジアムの良席は高い。これは間違いありません。でも、高い席を高いまま買う必要はない。我が家は45BLを1席5万円台で取れました。そういうことが、本当に起きます。

次回は、食べ放題なのにBaseline Clubより手が届きやすく、フィールドとの距離感がとにかく楽しい「ホームランシート」を、2024年のライト側最前列と2026年のレフト側の両方から比較します。

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