【2026年LA家族旅行8日目】ANAの帰国便がまさかの3時間遅延|ANAの対応もトラブル続きで羽田でもう1泊、帰宅は翌日の深夜に

【2026年LA家族旅行8日目】ANAの帰国便がまさかの3時間遅延|ANAの対応もトラブル続きで羽田でもう1泊、帰宅は翌日の深夜に

2026年4月1日。8日間のロサンゼルス家族旅行も、いよいよ帰国日です。

この日の予定は、LAX → 成田 → 羽田へ地上移動 → 関西空港というもの。成田到着後に入国して荷物を受け取り、家族5人で羽田空港へ移動。その日の夜の国内線で関西空港まで戻る予定でした。

関空には旅行前から車を置いてあります。ですから本来なら、

4月2日の夜に関空到着
→ 車を回収
→ そのまま帰宅
→ 自宅で寝る
→ 翌朝からいつも通り仕事

という流れです。翌朝には外せない仕事もあります。

そのため帰りは家族5人全員ビジネスクラス。長距離便でしっかり寝て、日本へ着いたら普通に動けるようにしていました。

……のはずでした。

7日目の記事はこちら↓

我が家が毎回利用するベルトラのおすすめツアー記事はこちら↓

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目次

最後のホテルはBest Western Plus Sunset Plaza|あとは帰るだけ

LA旅行最後に泊まったのは、ハリウッドのBest Western Plus Sunset Plaza Hotel。このホテル、我が家にはかなり良かったです。

泊まった部屋には、しっかりしたクイーンサイズのベッドが4台。さらにバスルームとトイレが2か所ずつあり、リビングスペースもかなり広め。家族5人で大型スーツケースを広げても余裕があります。

しかも旅行前半に泊まったResidence Inn Los Angeles L.A. LIVEより、かなり安い。「最後のホテルも当たりだったなあ」なんて話しながら、朝から荷物をまとめていました。

このホテルは子連れ家族には本当におすすめです。

ロサンゼルス旅行最終日に滞在したBest Western Plus Sunset Plaza Hotelの客室
旅行最終日の朝。家族5人でもゆったり過ごせたBest Western Plus Sunset Plaza Hotel。

ホテルについては別の記事で詳しく書く予定ですが、この朝の我が家は完全に、「旅行も終わり。あとは日本へ帰るだけ」という気分でした。

そんなタイミングで、ANAから通知が来ます。

チェックアウト前、ANAから遅延の連絡

ANAアプリを見ると、NH005、遅延。

最初に確認した時点では、約2時間の遅れでした。表示されていた理由は、「使用する飛行機の到着遅れ」とのこと。

ANAアプリに表示されたNH005ロサンゼルス発成田行きの遅延案内
チェックアウト前に確認したNH005の遅延案内。ここから帰国予定が崩れ始めました。

ここで一気に空気が変わります。

「これ、関空便に間に合う?」

我が家は成田に到着したあと、そのまま同じ空港で国内線へ乗り継ぐわけではありません。成田で入国して家族5人分の荷物を受け取り、大量の荷物と一緒に羽田空港へ移動。そこから関西空港行きの国内線です。

2時間遅れるだけでも、かなり厳しい。ただ、この時点ではまだ「少し遅れが縮まるかもしれない」という期待もありました。

ホテルをチェックアウトして、とりあえずLAXへ向かいます。

LAXのANAカウンターへ|まず翌朝の移動をどうするか

LAXに着いたら、まずANAのカウンターで相談です。遅延がこのまま続けば、その日の羽田→関空便には間に合いません。そうなると、日本到着後にどこかで1泊して、翌朝大阪へ戻ることになります。

普通なら「翌朝の関空便へ振り替えてください」で済む話です。ただ、今回は翌朝に外せない仕事があります。翌朝1番の関空便では、大幅に遅れてしまう。

そこでこちらから、「羽田から神戸空港への早朝便に振り替えて、神戸空港から大阪へ直接向かえませんか?」と提案しました。

神戸空港から目的地まではタクシーが最速で約1時間。それでも関空便を待つより早く、遅刻を最小限にできる可能性があります。

もちろん問題もあります。旅行前から車を置いているのは関西空港。神戸へ飛べば、車だけ関空に残ります。でも車はあとで取りに行けばいい。まず翌朝を何とかする方が優先です。

「神戸便は1席しかありません」|いや、家族5人なんですが

そこで最初に案内されたのが、「神戸便は1席しか空いていません」という内容でした。

いやいや。家族5人なんですけど。1席しかないなら、この案は使えません。

ただ、こちらでもANAのアプリ上で羽田ー神戸便の座席状況を確認してみると、画面上ではかなり空席があるように見えました。そこで「本当に1席だけですか?」「もう一度確認してもらえませんか?」とお願いしました。

再確認してもらうと、「家族5人分、取れました。」と同じ地上係員さんがそう言います。

「ええええ?さっきは1席しかありませんって言ったやん!」

と突っ込みたくなりましたが、ひとまずホッとしました。それと同時に、「自分でも確認してみるものだな」とも思いました。

これで翌朝の移動手段は何とかなりそうです。次は、その晩のホテルです。

ホテルは今のうちに自分で取りたい|でもANAが手配するとのこと

家族5人なので、普通のツイン1室というわけにはいきません。しかも時間が過ぎれば過ぎるほど、羽田周辺で泊まれる部屋は減っていきます。もう時差があるので「本日」のことなのです。

調べていると、2部屋で13万円を超えるような高額な選択肢も含めて数件しか出てきませんでした。そこで私は、「こんな高い部屋しか残らなくなる前に、今のうちにこちらで普通の価格のホテルを押さえた方がいいのでは?」と伝えました。

別に13万円のホテルへ泊まりたいわけではありません。むしろ逆。そんな高額な部屋しか残らなくなる前に、自分で現実的なホテルを取ってしまいたい。そういう話です。

ところがANA側からは、「ホテルはこちらで手配します」との説明。それならANAに任せた方が確実だろう。そう思って、こちらでは予約しませんでした。

この時点では、神戸便は確保できた。ホテルもANAが手配してくれる。あとは飛行機に乗れば何とかなる。くらいに思っています。

ANAカウンターを離れてラウンジへ|子どもは勉強、親はずっとヤキモキ

手続きがいったん終わり、ラウンジへ向かいます。家族5人ともビジネスクラスなので、出発まではラウンジで待つことができました。

遅延しているので、時間だけはあります。ということで、子どもたちは勉強。旅行最終日のLAXでも勉強です(笑)。

LAXのラウンジで出発を待ちながら勉強する子ども
出発を待つLAXのラウンジ。子どもたちは勉強、親は遅延後の予定を何度も確認。

一方、親は全然落ち着きません。ANAアプリを見る。出発予定を見る。成田の到着予定時刻を計算する。翌朝の神戸便を確認する。ホテルは大丈夫なのか。仕事には何時に着けそうなのか。

「まあ、なんとかなるかな」と思った数分後には、「いや、これ結構厳しくない?」となる。ずっとその繰り返しです。

子どもたちは問題集。親はスマホ。同じテーブルに座っていても、やっていることはまったく違いました。

遅延はさらに拡大|でも、もう待つしかない

最初は約2時間だった遅延。ところが、なかなか搭乗できません。ANAアプリを見るたびに、「まだか……」という感じ。

こちらでできることは、ほとんどありません。神戸便については一応話がついた。ホテルについても、「ANA側で手配する」と聞いています。

だから、「まあ、機内に乗るころにはホテルも決まっているだろう」くらいに考えていました。

やっとNH005へ搭乗|あとは寝て帰ろう

かなり待ったあと、ようやくNH005へ搭乗。最終的にLAXを出発したのは16時30分ごろでした。もう3時間も遅延しています。

が、飛行機に乗ったときは、正直少しホッとしました。振替の神戸便は確保できた。ホテルもANAが手配してくれる。あとは日本まで飛ぶだけ。

今回、家族5人の航空券はビジネスクラスで総額約300万円です。もちろん機内食も楽しみですが、帰国便で一番ありがたいのは、フルフラットにしてしっかり眠れること。

翌朝には仕事があります。「ここでしっかり寝ておけば何とかなる」そう思っていました。

ANAビジネスクラスの座席で勉強する子ども
ようやくNH005へ搭乗。日本へ着くまでに休めると思っていました。
ANA NH005ビジネスクラスの洋食機内食
ANAビジネスクラスの機内食。
ANA NH005ビジネスクラスの和食機内食
こちらは和食。食事のあとは休むつもりでした。

あとは横になって寝よう。……と思っていたところに、ホテルの話が入ってきました。

機内でホテルの案内|家族5人なのにベッドは4台

飛行中、客室乗務員を通じてホテルについての連絡がありました。羽田から比較的近いホテルを2部屋。それぞれツインなので、ベッドは全部で4台です。

家族は5人。ANAからは、「どこか1台のベッドを2人で使ってほしい」という案内でした。

子どもたちも、もう小さくありません。「それはちょっと厳しいです」と伝えました。

ただ、ほかの選択肢はないとのこと。困りましたが、今夜寝る場所がなくなる方がもっと困ります。

ベッドについてはもう一度確認してもらうとして、とりあえずホテル自体は確保してもらえたものだと思っていました。

「まあ、何とか寝る場所は決まったか」この時点ではそう思っていました。

到着約2時間前|「先ほどのホテルは確保できていませんでした」

ところが、成田到着の約2時間前。また連絡がありました。

「先ほどご案内したホテルですが、確保できていませんでした」

……え?

確保できてなかったって、なんでやねん。

LAXでは「ホテルはこちらで手配します」と言われました。機内では具体的なホテルまで提示された。当然、そのホテルは押さえてあるものだと思っています。

ところが、取れていなかった。後で分かったことですが、ベッドについて確認している間にほかの予約が入り、満室になってしまったとのことでした。

そして代わりに案内されたのは、羽田から電車で30分以上離れたホテル。

朝4時台に、この荷物でまた羽田へ?

我が家の荷物は、100L級の大型スーツケース4個、機内持込用スーツケース1個、リュック、お土産のトートバッグ3個。そして子ども3人。

翌朝は早朝の羽田発(6:40発)です。遠方のホテルへ行けば、23時ごろにホテルに着いて、翌朝4時台にホテルを出て、この荷物を全部持ってまた羽田へ戻らなければなりません。

「その時間、そもそも電車あるの?」「これ全部持って駅まで行くの?」

考えただけで気が重くなります。しかも2024年の旅行でも、帰国時の後泊でかなり苦労しました。あのときのことが一気に頭に浮かびました。

できれば、もうやりたくない。

でもANAからは、「現時点ではこのホテルしかない」という説明でした。

ホテルが決まらない|横になっても、また連絡

ようやく横になって、「今度こそ寝よう」と思っても、ホテルの手配が終わっていません。

また連絡。ホテルについて話す。また横になる。また確認。

翌朝の神戸便のこともあります。神戸に着いたあと、どうやって大阪へ行くのかも考えなければなりません。翌朝には仕事があります。気になって、なかなか眠れません。

神戸空港についてからのタクシーの手配も済ませておかないといけません。

なぜなら、空港についてからタクシーを探していたのでは仕事に間に合わないからです。

ANAビジネスクラスのフルフラットシートで休む子ども
子どもはフルフラットで休息。こちらも本来なら同じように寝ているはずでした。

せっかく家族5人でビジネスクラスにしたのに、寝るための時間を、翌日の対応を考える時間に使っている。

「これ、何のためにビジネスクラスにしたんだろう」そんな気持ちになってきました。

このままでは無理|機内Wi-FiでChatGPTに聞いてみた

遠方ホテルしかない。翌朝は早朝便。荷物は大量。

「何かほかに方法ないのかな」

そこでChatGPTに聞いてみることにしました。僕にとっては、もうドラえもんみたいな存在です(笑)。もちろん有料版を使っています。

NH005のビジネスクラスではWi-Fiが無料だったので、飛行中でも使えました。事情をそのまま書きます。

「ANAの遅延で乗り継げない。ホテルはANAが手配すると言ったのに、案内されたホテルも確保できていなかった。今度は羽田から30分以上離れたホテルしかないと言われている。家族5人で荷物も多い。翌朝は早朝便。何か方法はない?」

そこで初めて知ったのが、DOT。

U.S. Department of Transportation。米国運輸省です。

今回の旅行のキーワードになりました。

米国発着便について、航空会社の対応を申告できる窓口があるらしい。そんなものがあるなんて、全く知りませんでした。

「みなさん、DOTっていう窓口があるみたいですよ!」

そういえばLAXでも、「乗り継ぎに間に合わない」とカウンターで相談している家族を見かけました。ホテルがどうなるのか分からず、不安そうにしている人もいました。

DOTを知ったとき、「みなさん、DOTっていうところがあるみたいですよ!」と言って回りたいくらいでした(笑)。

もちろん、そんなことはしません。まずは自分たちのホテルです。

「このまま話が進まなかったら、DOTに報告するという方法もあるんだな」そう思って、成田へ向かいました。

成田到着は19時42分|3時間12分の遅延

成田に到着したのは、4月2日19時42分。予定は16時30分でした。

ANAの遅延証明書では、3時間12分の遅延。

ANA NH005ロサンゼルス成田便の3時間12分遅延証明書
ANAが発行したNH005の遅延証明書。予定16時30分着、実際は19時42分着でした。

羽田から関空へ向かう予定だった便には、当然間に合いません。そして、まだホテル問題も終わっていません。

十分に寝られないまま日本へ到着し、そのままANAの担当者と話すことになりました。

成田での話し合いは、ANAの了承を得て録音

ここまで説明が何度も変わっています。あとから「言った」「言っていない」になるのは避けたい。

そこで、「この話は録音します」と事前に伝えました。ANA側にも了承してもらい、そのうえで話し合いを記録しています。

「社内規定」「契約ホテルしか無理です」

成田で改めて説明しました。翌朝は6時40分の早朝便。子ども3人。大型スーツケース4個。羽田から30分以上離れたホテルへ行って、数時間後にまた羽田へ戻るのはかなり厳しい。羽田周辺には泊まれるホテルもあります。

でも返ってくるのは、「社内規定です」、「契約ホテルしか案内できません」という話。

さらに、2部屋なので、どこか1台のベッドを2人で使ってくださいという案も変わりません。

別に高級ホテルへ泊まりたいわけではありません。お願いしているのは、家族5人が普通に寝られて、翌朝の羽田便に普通に乗れるところ。それだけです。

でも、なかなか話が進みません。機内でも何度もホテルについて話して、成田へ着いてもまたホテルの話。かなり疲れていました。

「このままならDOTへ報告します」

そこで、機内で知ったDOTの話をしました。

「このまま現実的な対応ができないのであれば、米国運輸省へ報告することも考えます」と伝えました。

また、今回の出来事については個人情報を伏せたうえで、ブログやSNSに事実を残す可能性もある、と伝えました。

そのあとです。なんど新しいホテルが提示されました。

羽田空港直結のヴィラフォンテーヌ。しかもツイン3部屋

案内されたのは、ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港。羽田空港直結です。しかも、ツイン3部屋。

「あるんかい。」

正直、そう思いました。

数分前まで、羽田から30分以上離れたホテル。2部屋。ベッド共有。それしか難しい、という話だったのに、今度は羽田空港直結のホテルを3部屋。

これなら家族5人が普通に眠れます。荷物を持って電車に乗る必要もありません。翌朝の早朝便にも圧倒的に楽です。

「最初からこれなら、どれだけ助かったか……」そう思いました。

そして、「もっと早くこの案を出せなかったのかな」という疑問も残りました。

ヴィラフォンテーヌの3部屋については、今も少し気になる

ヴィラフォンテーヌで受け取った部屋は3部屋。しかも連番でした。

チェックインの時に「この部屋って予約されていましたか?」と聞くと、「いえ、ANAさまが初めての予約です」と。

一方、ANAからは、他の利用者のキャンセルによって3部屋が空いた、という説明を受けています。

実際のところ、私はホテル側とANA側の内部の空室管理までは分かりません。ただ、数分前まで遠方ホテルしかないという話だったところから、羽田直結ホテルの3部屋へ一気に変わった。

「もっと早く何とかならなかったのかな」という気持ちは残りました。

神戸空港からのタクシー代も、成田で確認

翌朝は、羽田から神戸へ飛び、そこから仕事がある大阪まで移動します。神戸空港からはタクシーを使う予定です。

この交通費についても、その場で確認しました。ANA側マネージャーから、家族全員で合計75,000円以内なら問題ないという説明を受けました。

それを確認したうえで、翌日の移動方法を決めました。

ようやく羽田空港直結ホテルへ|でも朝4時起き

最終的に、ヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港のツイン3部屋へ泊まれることになりました。ここは本当に助かりました。

大量の荷物を持って遠方まで移動しなくていい。家族5人が普通に寝られる。

ただし翌朝は早朝の神戸便。朝4時ごろに起床。5時ごろホテルを出ます。

機内で十分に眠れず、成田でホテルの話し合い。羽田へ移動して、数時間寝たらまた出発。

もう、完全に耐久レースです。

神戸便まで約15分遅延

翌朝。羽田から神戸へ。今度こそ順調に……と思ったら、神戸便まで約15分遅延。

「まだ遅れるんかい」です。

神戸空港へ到着すると、そのままタクシーへ。そこから大阪まで、約1時間。

結局、約30分遅れて到着しました。

19時まで仕事|でも車は関空に置いたまま

その日は、そのまま19時ごろまで仕事。普通なら「今日は長かった。帰ろう」となるところです。

でも帰れません。なぜなら、車は関西空港に置いたまま。

予定では関空へ帰ってくるはずだったのに、神戸へ飛んだので車だけ関空に残っています。

放置すると駐車場台だけが加算されていきます。

仕事終了後、今度は関西空港へ移動。約2時間。ようやく車を回収。そして、そこからさらに約2時間、自分で運転して帰宅。

この日の流れを並べると、

朝4時に羽田で起床
→ 神戸へ飛ぶ
→ 神戸から大阪へ約1時間
→ 約30分遅れる
→ 19時まで仕事
→ 約2時間かけて関空へ
→ 車を回収
→ さらに約2時間運転して帰宅

です。

ANAの遅延証明書に書かれているのは、「3時間12分」だけ。でも実際に我が家へ出た影響は、翌日の夜まで続きました。

ここからは帰国後の話|ANAから経緯をまとめた文書が届いた

成田での話し合いの際、今回の経緯についてANA側で文書にしてもらうことになっていました。こちらも内容を確認し、事実関係に違いがあれば修正してもらう。そんな前提です。

後日、ANAから経緯をまとめた文書が届きました。

「これで今回のことも一段落かな」と思いながら読んでみると、いくつか、「ん? これは違うな」という部分がありました。

まず、最初に届いたANAのメールを匿名化して掲載します。氏名、メールアドレス、管理番号、担当者名などは黒塗りにしています。

ANAから最初に届いたNH005遅延に関する回答メール1ページ目を個人情報を伏せて掲載
最初にANAから届いた回答メールの1ページ目。振替便とロサンゼルスでのホテル手配についての説明が記載されています。
ANAから最初に届いたNH005遅延に関する回答メール2ページ目を個人情報を伏せて掲載
最初の回答メールの2ページ目。成田側のホテル手配についてのANA側の説明です。

「高額なホテルを希望した」ように読める

まずLAXでのホテルの話です。最初の文書では、私が2部屋で13万円を超える高額な客室しか空いていないと申告したため、ANA側でホテルを手配した、というようにも読める記載になっていました。

でも実際に言ったことは逆です。「そんな高額な部屋しか残らなくなる前に、普通の価格のホテルを押さえたい」と伝えました。

意味がかなり違います。そこで訂正をお願いしました。

「客室タイプをご理解いただいた」も違う

もう一つ気になったのが、機内で案内されたベッド共有について。最初の文書では、「客室タイプをご理解いただいた」という趣旨の記載になっていました。

でも、「それで大丈夫です」と納得して選んだわけではありません。ほかにホテルはないと言われたため、それしかないなら仕方がないと受け止めただけです。

ここも訂正をお願いしました。

機内で休めなかったことも、きちんと残してほしかった

そして、私にとってかなり大きかったのが、機内で十分に休めなかったこと。

ホテルが決まらない。また連絡。横になる。また連絡。翌朝の移動を考える。成田でどう話すか考える。最終的には機内Wi-Fiで自分で対応方法まで調べることになりました。

約300万円を払ってビジネスクラスを選んだ理由の一つは、長距離便でしっかり休むためです。

その部分についても、今回の経緯としてきちんと残してほしいと伝えました。成田での話し合いは、ANA側の了承を得て録音しています。その記録もあることを伝えたうえで、事実関係をもう一度確認してもらいました。

ANAから届いた2通目|訂正文ではかなり踏み込んだ内容に

その後、ANAから改めて文書が届きました。今度は、こちらが指摘した内容についてかなり具体的に訂正されていました。

文書の一部分だけ切り取って載せると、「本当にANAから届いた文書なの?」と思う方もいると思います。そこでまず、差出人がANAであること、ANAのロゴ、冒頭の謝罪文が分かる部分を掲載します。氏名、メールアドレス、管理番号などは伏せています。

ANAから届いた訂正文の冒頭でANAロゴと謝罪文が確認できる匿名化画像
ANAから届いた訂正文の冒頭。不正確な記載や配慮に欠ける表現についても謝罪しています。

ANAが訂正した「高圧的とも取れる強い口調」

成田での対応については、ANA自身が訂正文の中で、「高圧的とも取れる強い口調」で案内したこと、さらに、空港から離れたホテルとベッド共有案を強引に提示したことを認め、謝罪しています。

ANA訂正文で成田空港での強い口調や遠方ホテルとベッド共有案について謝罪した部分
成田での強い口調、遠方ホテルとベッド共有案の提示について記したANAの訂正文。

当日、「かなり強いな」と感じていた部分が、そのまま文書に残る形になりました。

機内では「度重なる連絡」で休息を「幾度となく妨げた」

機内についても、かなり具体的に書かれていました。

ANAは、手配が決まっていなかったことで、「度重なる連絡」を行い、休息を「幾度となく妨げた」としています。

さらに、ビジネスクラスの重要な部分である、「休息、快適性、安定性を著しく損なった」との記載もありました。

ANA訂正文で機内での度重なる連絡とビジネスクラスの休息価値を損なったと認めた部分
ANAが「度重なる連絡」「休息を幾度となく妨げた」「休息、快適性、安定性を著しく損なった」と記載した部分。

ここは、今回の帰国便で一番しんどかった部分の一つです。「寝ようとしても、また連絡」というあの時間が、ようやく文書にも反映されました。

「本件は弊社に全面的な原因」

さらに訂正文では、本件についてANA側に全面的な原因があるにもかかわらず、最初の回答には、こちらにも非があるかのように受け取れる記載があった、という点についても触れられています。

そして、イレギュラー時の対応だけでなく、「事実を正確に記録・報告する姿勢」についても反省する旨が書かれていました。

ここまで具体的に訂正したことについては、私はきちんと評価したいと思います。最初の文書をそのまま押し通さず、もう一度確認して、違っていたところを訂正した。そこは大事なことだと思います。

まとめ|3時間12分の遅延。その先が長かった

NH005の遅延時間は、3時間12分。

でも今回の帰国を振り返ると、その数字だけでは終わりませんでした。

チェックアウト前に遅延の連絡。LAXのANAカウンターへ。神戸便は1席と言われ、再確認すると5席確保。ホテルはANAが手配すると言うので任せる。ラウンジでヤキモキしながら待つ。

ようやく搭乗したと思ったら、機内で案内されたホテルが「確保できていませんでした」。次は羽田から30分以上離れたホテル。ホテルが決まらず、機内で何度もやり取り。そこでChatGPTに相談し、初めてDOTという窓口を知る。

成田へ到着。ホテルについて再び話し合い。DOTへの報告も検討すると伝える。その後、羽田空港直結のヴィラフォンテーヌ3部屋へ。

数時間寝て朝4時起床。神戸便も遅延。神戸から大阪へ約1時間。約30分遅れて到着。19時まで仕事。そのあと関空へ車を取りに行き、さらに自分で運転して帰宅。

そして帰国後には、ANAから届いた経緯文書についても、もう一度やり取りすることになりました。

ずいぶん長い3時間12分でした。

遅延そのものは、飛行機に乗っていれば起こることがあります。でも今回感じたのは、遅れたあとをどう立て直すかも、旅行者にとっては同じくらい大事ということでした。

そして、この出来事はこれで終わりません。帰国後、私は最終的に、米国運輸省(DOT)へ正式に申告しました。

ANAから訂正文まで届いたのに、なぜさらにDOTへ申告したのか。そもそもDOTとは何なのか。アメリカ政府への申告なんて、どう考えても面倒そうですが、実際にはChatGPTを使うとかなり簡単でした。

日本語で今回の顛末を整理して伝える。必要な情報を聞いてもらう。DOTへ提出する英文にまとめてもらう。フォームのどこに何を書くのかも確認する。私が使ったChatGPTの有料版では、そこまで一緒に進めることができました。

そして実際にDOTへ申告したあと、ANAからどのような正式回答が届いたのか。次の記事では、実際の文書を個人情報だけ伏せて掲載しながら、DOT申告の一部始終をまとめます。

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LA家族旅行の全体像(旅程→費用→ホテル→移動の組み方)はLA家族旅行完全ガイドにまとめています。

実際の文書を個人情報だけ伏せて掲載しながら、DOT申告の一部始終↓

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