ドジャースタジアムField Levelの見え方|11FD G列と3FD V列を屋根・日差し・価格で比較

ドジャースタジアムField Levelの見え方|11FD G列と3FD V列を屋根・日差し・価格で比較

ドジャースタジアムの座席を見ていると、「Field Levelなら、どこを選んでも見やすいんじゃない?」と思いませんか。私も最初はそう思っていました。だってField Levelです。名前からして、フィールド。レベル。近そう。良さそう。間違いなさそう。

ところが実際に座ってみると、同じField Levelでも、セクションだけでなく「何列目か」がかなり重要でした。

我が家が実際に座ったのは、2024年の11FD Row Gと2026年の3FD Row V。結論から言うと、野球の見やすさだけならどちらもかなり良い席です。ただし「前の列を選べばいい」「高い席を選べばいい」というほど単純ではありません。

見るべきは、屋根、日差し、ホームベースまでの角度、そして価格。特に屋根。これを知らずに後ろの列を取ると、「Field Levelなのに、なんか圧迫感あるな……」となる可能性があります。

今回は実際の写真と購入価格を使って、11FD G列と3FD V列を比較します。

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目次

2024年は11FD G列。三塁側のかなり前

まず2024年8月7日、フィリーズ戦です。我が家の席は11FD、Row G・H、Seat 5〜7。家族5人で座りました。

2024年11FD G列から見たドジャースタジアムの全景
2024年11FD G列から見たドジャースタジアムの全景

価格は1席225ドル。5席で1,125ドル、手数料を含めた支払い総額は1,232.60ドルでした。

2024年11FDの購入画面。1席225ドル、手数料込み総額1,232.60ドル
2024年11FDの購入画面。1席225ドル、手数料込み総額1,232.60ドル

今見ると「高いな」と思います。でも2026年を知ってしまった我が家には、225ドルが安く見える。怖い。ロサンゼルス。

11FD G列はとにかく見やすかった

11FDは三塁側の内野席。しかもG列なのでかなり前です。座って最初に感じたのは、近いのに、グラウンド全体もちゃんと見えるということ。

11FD G列からホームベース・内野方向を見る
11FD G列からホームベース・内野方向を見る

ホームランシートのような「フィールドに入り込んでいる!」という近さとはまた違います。Field Levelは少し高さがあるので、投手、打者、内野手、ベースを自然に一つの視界に入れやすい。純粋に野球を見るなら、ものすごくバランスのいい席です。

11FD G列からの選手との距離感
11FD G列からの選手との距離感

三塁側は日陰になっていて楽だった

そして大きかったのが日差しです。この日の11FDは、座席が影になっていました。これが本当に快適。

以前の記事でも書きましたが、ドジャースタジアムは一塁側からライト外野側にかけて、西日がかなり強く入ります。夏のロサンゼルス、太陽、本気。まぶしいし暑いし、サングラス必須。そんな席もあります。

一方、この日の三塁側11FDは日差しが入りにくく、観戦しやすかった。夏のナイターなら、日陰になるかどうかは座席の値段と同じくらい大事。 これは実際に何試合か観戦してかなり感じました。

大谷翔平のネクストバッターズサークルが近い

三塁側のField Levelに座るメリットの一つが、ドジャースのネクストバッターズサークルが見やすいこと。

11FDから見た大谷翔平のネクストバッターズサークル
11FDから見た大谷翔平のネクストバッターズサークル

大谷翔平が次の打席を待っています。近い。打席に立っているときとは違い、軽く体を動かしたり、バットを振ったり、投手を見たりと、準備している様子をじっくり見られます。大谷選手を近くで見たい、という目的なら、三塁側Field Levelはかなり魅力的です。 外野席とは違う楽しさがあります。

ロバーツ監督が退場。これも近かった

この日は、6回表に三塁で走塁妨害(オブストラクション)の判定があり、ロバーツ監督が抗議。そして退場になりました。

6回、三塁の判定に抗議するロバーツ監督。11FDの目の前
6回、三塁の判定に抗議するロバーツ監督。11FDの目の前

しかも三塁でのプレーで、我が家の席は三塁側。つまり、目の前です。

テレビでは「監督、審判、カメラ」という構図になりますが、球場では「なんか揉めてる」「まだ言ってる」「おお、退場だ」となる。しかも近い。試合のプレーだけでなく、ベンチや監督、選手の動きまで楽しめる。 これも内野Field Levelの良さです。

ちなみに試合は、この判定のあとフィリーズに5点入って4対9で負けました。席は最高、試合は最悪。野球あるある。

そして2026年。同じField Levelなのに高くなった

2年後の2026年3月28日。今度は3FD Row V Seat 7〜11です。

2026年3FD V列から試合前の全景
2026年3FD V列から試合前の全景

3FDはホームベースより少し三塁側。11FDよりさらにホームベース寄りです。今回も家族5人。チケット価格は1席279ドル。2024年の11FDは225ドルでしたから、54ドル高い。

しかも2024年はG列、2026年はV列。アルファベットを見るだけでも明らかに後ろ。後ろなのに高い。アメリカの物価、容赦ありません。

2026年の購入画面。3FD 279ドル×5席とEarly Entry 60ドル×5人、手数料込み総額1,816.75ドル
2026年の購入画面。3FD 279ドル×5席とEarly Entry 60ドル×5人、手数料込み総額1,816.75ドル

なお、この日の購入画面にはEarly Entryも一緒に表示されています。3FDは279ドル×5席=1,395ドル、さらにEarly Entryが60ドル×5人=300ドルで、小計1,695ドル。手数料を含めた総額が1,816.75ドルでした。ですから、総額1,816.75ドルを「3FDの5席だけの値段」とは考えないでください。Early Entry代も入っています。

3FD V列。後ろでも十分見やすい

「V列まで下がったら遠くない?」と思いますよね。実際には、全然大丈夫でした。

3FD V列から試合中のフィールドを見る
3FD V列から試合中のフィールドを見る

ホームベース、マウンド、内野、外野。全部自然に見えます。3FDはホームベースに近いこともあり、野球そのものを見るにはかなり良い。大谷翔平の打席もちゃんと近い。

3FD V列から見た大谷翔平のネクストバッターズサークル
3FD V列から見た大谷翔平のネクストバッターズサークル

ただ、3FD V列で最も重要だったのは距離ではありません。屋根です。

Field Levelは「屋根」を絶対に確認した方がいい

この3FD V列、上を見ると、屋根がかかるかかからないか、そのギリギリです。

3FD V列の真上。上階の張り出しがすぐそこまで来ている
3FD V列の真上。上階の張り出しがすぐそこまで来ている

我が家の席からは、フィールド方向の視界に大きな問題はありませんでした。むしろ「ここまでなら大丈夫」という位置。でも、さらに後ろへ行くと上の階の張り出しが視界に入ってきます。

3FD V列からの別角度。前方の視界は問題なし
3FD V列からの別角度。前方の視界は問題なし

これが結構大事です。Field Levelという名前だけ見て「お、安い。後ろでもField Levelだからいいや」と選ぶと、前を見るぶんには大丈夫でも、上方向の視界がどんどん狭くなる。 球場全体の開放感が減ります。ドジャースタジアムの大きなビジョン、空、上段席。そうした景色まで含めて楽しみたいなら、できれば屋根が視界にかからない列を選びたい。 我が家ならそうします。

公式のSeat Viewをちゃんと見る

では、どうやって確認するか。我が家がチケットを選ぶときに参考にしているのが、座席選択時に表示されるSeat Viewです。この表示を見ると、フィールドがどの角度で見えるかだけでなく、上の屋根がどのくらい入りそうかも判断できます。

「11FDだから大丈夫」「3FDなら良席でしょ」ではなく、同じセクションでも列まで見る。 特にField Levelの後方を選ぶなら、数分確認するだけで「思ってたのと違った」をかなり防げます。

G列とV列。どちらを選ぶ?

2024年の11FD G列と2026年の3FD V列、値段が同じならどちらを選ぶか。我が家なら11FD G列です。

理由は単純で、前だから。選手が近い。視界に屋根が入らない。三塁側で日陰になりやすく快適だった。そしてネクストバッターズサークルも近い。

ただし、ホームベース方向を中心に野球全体を見たいなら3FDも非常にいい。 3FDはホームベースに近いため、投手と打者の勝負、内野守備、ベースランニングを見やすい。

つまり、選手との距離感なら11FD G列、試合全体の見やすさなら3FDも強い。 ただし3FDなら、できればV列より前。これが我が家の答えです。

この日はEarly Entryも追加した

なお、2026年3月28日は普通に入場したわけではありません。この日はEarly Entryを1人60ドルで追加し、一般開場よりさらに早く球場へ入りました。

理由は、この日がウィル・スミスのボブルヘッドデーだったから。2025年ワールドシリーズ第7戦のホームランを再現したボブルヘッドです。そしてもう一つ。3日後の3月31日に今季初登板を控えていた大谷翔平が、グラウンドやブルペンで調整していました。

Early Entry中、グラウンドでキャッチボールをする大谷翔平
Early Entry中、グラウンドでキャッチボールをする大谷翔平
Early Entry中、ブルペンで投球練習する大谷翔平。かなり近い
Early Entry中、ブルペンで投球練習する大谷翔平。かなり近い

これが本当に近い。60ドル追加は高い。でも大谷翔平が目の前で投げて、野手の打撃練習も見て、ボブルヘッドも早く受け取る。我が家としては十分元を取りました。

Early Entryの目印は腕に押されるスタンプ
Early Entryの目印は腕に押されるスタンプ

Early Entryの入り方や専用ゲートについては、別記事で詳しく書いています。ここでは座席の話に戻ります。

ただし試合前練習は「ボールを見る」

Early Entry中。大谷翔平、選手、打撃練習。もうみんなそっちを見ます。我が家も見ます。

すると、バン。 末子のお尻に、打撃練習のボールが直撃。

え、今? 見ると、お尻に見事なボール型のあざ。幸い大事には至りませんでした。笑い話で済みました。いや本人は笑えなかったと思いますが。

でもこれは大事な注意点です。Field Levelの前方へ行くと、ファウルボールや練習球が本当に飛んできます。選手を見たい、写真を撮りたい。分かります。私も撮っています。でも、ボールの行方も見てください。 特に小さい子ども。当たり前なのですが、選手が近いと忘れます。我が家は身をもって学びました。

Field Levelは日差しと屋根、どちらを取るか

ちょっと面白いのが、屋根のある後方席にはメリットもあること。暑い日なら、完全に日陰になる可能性があります。つまり「屋根=悪」ではありません。

真夏、強烈な日差し、長時間観戦なら、あえて少し後ろへ下がって日陰を取る。これもありです。ただし視界は少し狭くなる。逆に前方列は、空、球場全体、開放感、最高。でも席によっては日差しが来る。

結局、何を優先するかです。我が家は写真も撮りたいし球場全体の雰囲気も楽しみたいので、屋根が視界に入らない列を優先します。 暑さはサングラス、帽子、日焼け止めで戦います。太陽と。

11FDと3FD、実際に比べるとこう

比較11FD G列3FD V列
観戦年2024年2026年
チケット価格225ドル279ドル
場所三塁側ホームベースより少し三塁側
列GV
選手との近さ◎○
試合全体の見やすさ◎◎
ネクストバッターズサークル◎◎
屋根の影響ほぼ気にならないギリギリ気にならない
日差しこの日は日陰で快適座席条件による
我が家の評価とてもおすすめV列までなら十分おすすめ

こうして並べると、225ドルだった2024年の11FD G列、かなり良かったなとなります。タイムマシン、ください。

「安いField Level後方」か「少し高い前方」なら?

これは迷います。たとえば11FD G列が350ドル、11FD W列が200ドル、みたいな価格差だったら。家族5人なので150ドル差×5で750ドル差。非常に大きい。ですから何でも前方を買えとは言いません。

ただ、一生に一度のドジャース観戦なら、我が家なら少し前を選びます。毎年行くなら後ろでもいいし、屋根のある場所でゆっくり見るのもいい。つまり、「何回来るか」でも答えは変わります。

我が家は、また行く。たぶん。いや、行きたい。

よくある質問

11FDは見やすいですか?

我が家が座ったG列は非常に見やすかったです。三塁側で選手との距離が近く、ネクストバッターズサークルも見やすい。2024年8月の観戦では日陰になっており、快適でした。

3FD V列は遠く感じませんか?

我が家は遠いとは感じませんでした。ホームベースに近いため、投手と打者の勝負や内野全体が見やすいです。ただしV列は屋根が視界にかかるかどうかのギリギリだったので、さらに後方を選ぶ場合はSeat Viewを確認した方がいいです。

Field Levelならどの列でもおすすめですか?

いいえ。我が家なら列まで確認します。後方になるほど上の階の張り出しが視界に入り、球場全体の開放感が減るためです。

一塁側と三塁側はどちらがおすすめですか?

我が家は三塁側を選びやすいです。ドジャース側で選手を近くに感じやすく、これまでの観戦では一塁側〜ライト側より西日の影響も少なく感じました。

大谷翔平を見るならどこがいいですか?

打席だけでなくネクストバッターズサークルも見たいなら、三塁側Field Levelはかなりおすすめです。11FDでも3FDでも近くに感じられました。

2024年と2026年で価格は上がりましたか?

我が家の実例では、2024年の11FD G列が225ドル、2026年の3FD V列が279ドルでした。54ドル高く、しかも2026年の方が後方でした。ただし対戦相手や日程など条件が違うため、ドジャースタジアム全体の価格が一律でこの割合だけ上がったという意味ではありません。

まとめ

この記事のまとめ

  • 我が家は2024年11FD G列、2026年3FD V列を実際に体験(いずれも家族5人)
  • 2024年11FDは1席225ドル、2026年3FDは1席279ドル。3FDの方が後方なのに券面価格は54ドル高かった
  • 11FD G列は選手が近く、三塁側で日陰になっており非常に快適だった
  • 三塁側Field Levelは大谷翔平のネクストバッターズサークルも見やすい
  • 3FD V列でも試合の見え方は十分良好。ただしV列より後ろになると屋根が視界に入りやすい
  • Field Levelを買うなら、セクション番号だけでなく列とSeat Viewまで確認
  • 屋根がある後方席には日陰になるメリットもある
  • 我が家なら、同じ価格なら屋根のかからない前方列
  • 大谷翔平やドジャース選手を近くで見たいなら、三塁側Field Levelはかなりおすすめ

「Field Levelを買えば間違いない」は半分正解です。もう半分は、何列目を買うか。 せっかく高いお金を出すなら、セクションだけ見てポチらない。列を見る、Seat Viewを見る、屋根を見る、価格を見る。これだけで、座席選びの失敗はかなり減ります。

我が家なら、少し高くても屋根が視界にかからない列。そしてできれば三塁側。そこを狙います。

次回は、ドジャースタジアムのブルペン真横「53FD」。この席、ちょっと特殊です。試合だけを見るなら、もっとホームベース寄りの席があります。でも先発投手がブルペンに入った瞬間、話が変わります。2026年の開幕戦、先発は山本由伸。その投球練習を、手が届きそうに感じるほどの距離で見ました。投手ファンなら、一度は候補に入れてほしい席です。

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