石垣島旅行3日目。前日は、私・妻・子ども3人・義母の6人全員で1日シュノーケリングツアーに参加しました。
70歳を超える義母に2日連続で1日シュノーケリングはさすがに辛いだろう。一方、子どもたちは「マンタを見たい!」ということで、この日は家族を2組に分けました。
私+子ども3人はマンタシュノーケリング。妻+義母は貸切マングローブカヤックへ。今回のマンタツアーはVELTRAから予約し、16,000円×4人=64,000円でした。
前日のツアーとは、装備の合わせ方も説明の長さも雰囲気もかなり違います。最初は、「昨日と比べて、だいぶテキトーやな……」と思ったのですが、1日終わってみると印象は少し変わりました。
シュノーケリングを何度か経験している我が家にとっては、説明が短い分たくさん泳げる。4か所のポイントを回れる。そして子どもたちは素潜りにも挑戦できる。経験者目線では、むしろ今回のツアーの方が楽しめた部分も多かったです。
そして本命はマンタ。これを見るために石垣島に来たと言っても過言ではありません。まずはウミガメ。そして最後にマンタ。どうなったのか、順番に書いていきます。

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前日の波酔いを教訓に、今回は子どもも全員酔い止め
前日のシュノーケリングでは、午後から海がかなり荒れました。私は波酔い。義母も酔う。妻は吐く。
子どもたちは元気でしたが、この日はマンタポイントまで船で移動します。同じことになったらしんどいので、今回は子どもも含めて全員酔い止めを飲んで参加しました。我が家で準備したのはアネロンとトラベルミンです。

さらに前日の経験から、「朝ごはんを食べすぎた状態で酔うのはつらい」と分かっています。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの朝食は美味しい。本当はたくさん食べたい。でも今日は控えめです。マンタ優先。

ホテル送迎の予定が「タクシーで来てください」
このツアーも、本来はホテルまで送迎してくれる予定でした。ところが事前に連絡があり、「タクシー代はこちらで払うので、タクシーで来てもらえますか?」とのこと。
ホテルまで迎えに来てもらうか、自分たちでタクシーに乗って港へ行くかの違いなので、「まあ、それくらいなら大丈夫」と了承しました。
この日の持ち物は、日焼け止め、ペットボトルを人数分×2、バスタオル、ちょっとしたお菓子。朝食を軽めに済ませ、タクシーで港の待ち合わせ場所へ向かいます。
港に着いたら、そのまま船へ。昨日とはまったく違う
港に着くと、船まで移動するための車が待っていました。それに乗り込み、そのまま船へ。ここで、ん?となります。
前日のツアーでは、まずショップへ行きました。ウェットスーツ、マスク、フィンを一人ずつ確認。子どものサイズもしっかり合わせてもらい、さらに海へ入る前にはかなり丁寧な説明がありました。
今回は、ショップなし。ほぼダイレクトで船です。船の前には古びた車。その中にフィンやマスクなどの機材が大量に積み込まれています。参加者は私たち4人を含め、総勢20人くらい。その場でみんな一斉にフィッティングします。
「これくらいかな?」でフィンとマスクを合わせる
スタッフさんも「これくらいかな?」などとは言ってくれます。ただ、基本的には自分で合わせる感じ。適当感は拭えません。昨日と対極です。
私はシュノーケリング経験がありますし、子どもたちも今回が初めてではありません。なので、自分たちである程度調整できます。
ところが子どものフィンやマスクを合わせている途中で、「時間がないので、続きは船でやってください」とのこと。まあ、テキトーな感じです。この時は「昨日のツアーと全然違うな」と思いました。
ウェットスーツは?→子ども用はなし
さらに気になったのがウェットスーツ。「ウェットスーツはありますか?」と聞くと、あるにはある。でも、子ども用はない。
一瞬、不安になります。結局この日の基本装備は、フィン、マスク、ライフジャケット。かなり軽装です。
ただ、よく考えると数年前に沖縄でシュノーケリングした時も、夏はウェットスーツを着ていなかった気がします。前日のツアーがウェットスーツまで全員しっかり着用するスタイルだったので、私の感覚が完全に安全寄りにシフトしていたのだと思います。結果的には、ウェットスーツがないことで困ることはありませんでした。
前日のツアーと今回のマンタツアーを比較
| 比較 | 前日のシュノーケリングツアー | 今回のマンタツアー |
|---|---|---|
| 集合後 | まずショップへ | 港からほぼ直接船 |
| 機材合わせ | 一人ずつかなり丁寧 | 短時間、自分で合わせる部分が多い |
| 子どもの装備 | サイズまで細かく確認 | 調整途中で「続きは船で」 |
| ウェットスーツ | 全員着用 | 子ども用はなし |
| 事前説明 | 非常に丁寧 | 必要事項中心で短め |
| 初回の安心感 | 高い | 経験がある方が楽 |
| 泳ぐ時間 | 説明・準備が長い分やや短め | 説明が短い分、長い |
| 回ったポイント | 2か所中心 | 4か所 |
| 自由度 | 安全管理重視 | かなり高い |
| 素潜り | 基本ライフジャケット着用 | 自己責任で外して挑戦する人も |
| 我が家の感想 | 初回や小さい子には安心 | 経験者としてはこちらもかなり良かった |
最初は機材合わせのラフさを見て「大丈夫かな?」と思いました。でも今振り返ると、何度かシュノーケリングを経験している人なら、今回のツアーの方が楽しい部分もかなり多いです。
説明や準備が短いので、その分実際に泳げる時間が長い。しかも今回は4か所のポイントを回りました。子どもたちもシュノーケリング自体には慣れているので、同じ説明をもう一度長く聞くより「次行こう!」とどんどん泳げる方が楽しそうでした。そして後半には素潜りまで挑戦。
前日のツアーが「初めてでも安心の丁寧型」なら、今回は「経験者がいろいろなポイントを回って、たくさん泳げる自由度高めのツアー」。我が家のように何度もシュノーケリングをしている家族なら、結果的には今回のスタイルもかなり合っていました。
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1か所目|竹富島近くのサンゴ礁
最初のポイントは竹富島近くのサンゴ礁。……昨日来たところです。前日のツアーと同じようなエリアなので、私としては「昨日来たばっかりやな」という感じで、感動は正直薄めです。
ただ、透明度は昨日より明らかに高い。サンゴも魚も綺麗に見えました。

子どもたちはそんなことは関係ありません。海自体が好きなので、連日同じような場所でも普通に楽しそう。私はもう気持ちが、ウミガメとマンタ。完全にそちらへ向いています。
最初のポイントなので、インストラクターさんが注意事項を説明しながら案内してくれました。20〜30分ほど泳いで終了。次へ向かいます。
2か所目|今度こそウミガメを見たい
次はウミガメポイント。前日のツアーでもウミガメポイントまで行きました。ところが、ダイビング組はウミガメを見られたのに、私たちシュノーケリング組は見られませんでした。なので、今度こそ。
波は昨日より穏やか。今回は酔いそうな感じもありません。透明度は昨日よりは良い。ただ、めちゃくちゃ綺麗というほどではありません。沖縄の海のMAX透明度を100とするなら、体感60くらい。深いところは全然見えません。
インストラクターが素潜りしてウミガメを探す
インストラクターさんについて、シュノーケリングしながらウミガメポイントまで移動します。途中、インストラクターさんは何度か素潜り。下を確認しています。
しばらくすると、どうやら見つけた様子。ウミガメは海底にいます。ただ、呼吸をするために水面へ上がってくる。そこで私たちは、上で待つ。
来ない。まだ来ない。海面に浮かびながら待ちます。体感15分くらい。すると――。ゆっくり大きなウミガメが浮上してきました。

やっぱり海の中で見るウミガメは違う
大きい。水族館などでミドリガメを見ても、私はそこまで感動しません。でも、海の中でウミガメを見ると、やっぱり感動します。
私たちが周囲にいることなんて、まったく気にしていない。ゆっくり浮上。優雅に息継ぎ。そしてまた、ゆっくり海底へ戻っていきます。
もうちょっとゆっくりしていってほしかった。でも、見られたことに満足です。子どもたちも全員確認できました。第一段階、ウミガメを見る。クリア。
【動画】海の中で見るウミガメ
今回はシュノーケリング慣れした参加者が多かった
今回の参加者は、昨日とかなり雰囲気が違います。海外の人も多い。さらに、シュノーケリングに慣れている人が多い。
ライフジャケットなしで素潜りしている人もいました。そういう人たちは海底まで潜り、ウミガメをかなり近くから見ています。水面から見ていた私は、「ええなあ……」と普通に羨ましい。
そしてこの光景を見た長子と次子。あとで、「自分たちも素潜りしたい」と言い出します。
船上ランチ|ピラフと温かいミネストローネ
ウミガメポイントの次はいよいよ本命のマンタ。その前に昼食です。この日は船上で、ジャーから盛ってくれたピラフとミネストローネ。
前日は船酔いして、お昼のパスタをほとんど食べられませんでした。今日は大丈夫。普通に食べられます。
そして海から上がったあと、温かいものがすごくありがたい。豪華な昼食ではありません。でも船上で食べる温かいミネストローネはかなり美味しく感じました。船酔いがないだけで、こんなに違うんや。
3・4か所目|いよいよ本命のマンタポイントへ
そして、いよいよ本命。マンタポイントです。これを見るために石垣島へ来たと言っても過言ではありません。子どもたちもかなり期待しています。
マンタエリアへ近づくと、たくさんの船。みんな目的は同じです。この日のスタッフさんの説明では、マンタエリアへ同時に入れる船は6隻まで。着いた時にはすでに6隻いたため、しばらく待機します。ほどなく順番が回ってきました。いざマンタへ。
スタッフさんは「6割くらい会える」
スタッフさんからは、「6割くらいはマンタに会える」と聞きました。さらにVELTRAの商品説明にも、「高確率でマンタに会える」という趣旨の案内があります。そりゃ期待します。
ところが、ツアーが終わってホテルへ戻ったあと、妻から別の話を聞きました。妻が参加していたマングローブカヤックのガイドさんは、「この時期はマンタにはなかなか会えない」と言っていたそうです。
それを聞いた時は、「あの6割、ちょっと盛って言ったんちゃう?」とは思いました。もちろん、私には実際の遭遇率データは分かりません。
ただ、「今日はなかなか出ませんよ」と言われて海へ入るより、「6割くらいですよ」と言われた方が期待はできます。行く前からがっかりさせないためだったのかなとは思います。
マンタが集まるサンゴ礁の丘で待つ
マンタポイントには、マンタが集まりやすいサンゴ礁の丘があります。スタッフさんによると、マンタは体についた寄生虫のようなものを魚に食べてもらうため、このような場所へ集まってくるそうです。いわゆるクリーニングポイント。
みんなでその周囲に浮かびます。そして、待つ。マンタを待つ。来ない。まだ待つ。……来ない。
一度船へ戻ります。そして再び海へ。午後は2回に分けてマンタを待ちました。今度こそ。子どもたちも待つ。周りの人たちも待つ。でも――。
マンタには会えませんでした。涙
出ませんでした。1匹も。これは普通に残念。
マンタを見るために石垣島へ来たと言っても過言ではありません。VELTRAの商品案内には高確率と書いてある。スタッフさんからも6割くらいと聞いた。マンタポイントにも来た。午後2回、海へ入った。
それでも、マンタには会えませんでした。
自然相手なので、こればかりは仕方ありません。ツアー代を払ったからといって、野生のマンタが予定どおり来てくれるわけではない。実際に参加して、「マンタツアーに参加すればマンタが見られる」ではないということは、よく分かりました。
マンタのベストシーズンは9〜10月のようです
あとから調べると、石垣島のマンタは9〜10月頃がベストシーズンとされることが多いようです。私たちが参加したのは8月13日。少し早い。
とはいえ、9〜10月なら必ず会えるわけではありません。台風の影響もあります。結局、野生のマンタ次第。そこはどうしようもありません。
マンタが来ないので、長子と次子が素潜りに挑戦
マンタを待っても来ない。すると長子と次子が、「素潜りしてみたい」と言い出します。え? あぶないやん……。
親としては、まずそう思います。ただ、今回のツアーでは、スタッフさんにライフジャケットを持ってもらい、自己責任で外して素潜りすることができました。
子どもたちはやる気満々。ライフジャケットを預けて、素潜りの練習開始です。

最初は全然うまくいきません。潜りたいのに体が浮いてくる。足だけ動く。なかなか沈めない。でも何度も繰り返していると、少しずつ潜れるようになってきました。

長子と次子は、「今度は耳抜きも覚えて、もっと潜れるようになりたい!」と次回に向けてやる気満々。マンタは来ません。でも、新しい遊びを見つけました。
自由度が高かったから、子どもたちは一段先に進めた
最初は「昨日よりずいぶんラフやな」と思っていた今回のツアー。ただ、子どもたちの素潜りを見ていると、少し印象が変わりました。
前日のツアーはかなり安全重視。説明も丁寧。初めてなら、間違いなく安心です。一方、今回はかなり自由。子どもたちにも経験があるので、「次は潜ってみたい」というところまで進めました。
何度もシュノーケリングをしている子どもにとっては、今回くらい自由度がある方が成長できる部分もある。これは参加する前には考えていませんでした。最初に感じた「テキトーさ」が、最後には、「経験者なら、このくらいの方が楽しいかも」に変わりました。
ライフジャケットを外すことについて、親としては悩ましい
とはいえ、親としては複雑です。挑戦したいと言うなら、やらせてあげたい。素潜りができれば、ウミガメをもっと近くで見たり、海の楽しみ方も増えます。
でも、水難事故でライフジャケットを着用していなかったという話を見ると、やっぱり怖い。
今回はスタッフさんが近くにいて、私もそばにいます。子どもたちはスイミング経験もあり、シュノーケリングも初めてではありません。そして今回は事故なく終わりました。
それでも、挑戦させてあげたい気持ちと、安全を優先したい気持ち。これは親として悩ましい。全部禁止するのも違う。だからといって、「大丈夫そうだから自由にやっていい」とも思いません。今回は様子を見ながら挑戦させました。これから耳抜きを覚えて、さらに深く潜りたいと言っていますが、そこはまた次回考えます。
前日は船酔い。この日は酔わなかっただけでかなり楽
マンタには会えませんでしたが、この日は船酔いなし。それだけでかなり楽でした。
前日は私も酔い、妻は吐き、義母も酔いました。今回は全員酔い止めを飲み、朝食も控えめ。さらに海も前日より穏やか。どれが一番効いたかは分かりません。
でも、酔わずに1日終わった。これは大きいです。午前も午後も何度も泳ぎます。しかも前日も1日シュノーケリング。帰る頃にはさすがに疲れました。
帰りはタクシー。そして子どもたちはホテルのプールへ
港へ戻ったら、スタッフさんにタクシーを呼んでもらいました。そのままANAインターコンチネンタル石垣リゾートへ。
さすがに子どもも疲れただろう。昨日も1日海。今日も1日海。もう休むやろ。……と思いますよね。
ホテルへ帰ったら、そのままプールへ行きました。いや、どんだけ元気なん。もう呆れるほどです。
子どもにとっては、シュノーケリングはシュノーケリング。ホテルのプールはホテルのプール。まったく別物のようです。
経験者目線では、今回のツアーの方が楽しめた部分も多かった
参加直後だけを切り取れば、「前日の方が機材合わせもしっかりしていて丁寧」と思います。それは今でも変わりません。
でも1日を振り返ると、今回のツアーには今回の良さがありました。
4つのポイントを回れた。
説明が短い分、海で泳ぐ時間が長かった。
シュノーケリング慣れした参加者も多く、自由度が高かった。
子どもたちは素潜りという次の段階にも挑戦できた。
初めてシュノーケリングをする小さな子どもなら、私は前日のような丁寧なツアーの方が安心だと思います。
一方、何度もシュノーケリングを経験していて、「もっと泳ぎたい」「いろいろなポイントへ行きたい」という家族なら、今回のツアーの方が楽しいかもしれません。
少なくとも我が家については、経験者目線なら今回のツアーの方が合っていた部分も多かったというのが、今振り返っての感想です。
マンタには会えなかった。それでも参加してよかった?
本命だったマンタには会えませんでした。そこだけは、めちゃくちゃ残念です。
4人で64,000円。しかもマンタを見ることは、石垣島旅行の大きな目的のひとつでした。
でも1日全体で見ると、前日より透明度の高いサンゴ礁。念願のウミガメ。船上の温かい昼食。4つのポイント。長いシュノーケリング時間。そして子どもたちの素潜り初挑戦。マンタ以外にはかなり色々ありました。
なので、「マンタに会えなかったから、このツアーは失敗」とは思いません。
ただし、これから申し込む人には一つだけ。「マンタツアーに申し込めば、マンタが見られる」とは思わない方がいいです。
私たちはマンタポイントまで行きました。午後2回、海へ入りました。みんなで待ちました。それでも、1匹も出ませんでした。
でもまた石垣島へ行くなら、もう一度マンタには挑戦したいです。今度こそ。
今回の費用は4人で64,000円
今回のVELTRAマンタシュノーケリングは、16,000円×4人=64,000円。私+子ども3人で参加しました。
その時間、妻と義母は貸切マングローブカヤックへ。家族6人全員が無理に同じことをするのではなく、年齢、体力、やりたいことに合わせて2組に分ける。この3日目の旅程はかなりよかったと思っています。
義母には2日連続で1日シュノーケリングをしてもらわなくて済む。子どもたちはマンタを探しに行ける。妻と義母は別の石垣島の自然を楽しめる。マンタには会えませんでしたが(笑)。
妻と義母が参加したマングローブカヤックについては、次の記事で詳しくまとめます。

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