【グランドサークル1日目】ルート66を走って、グランドキャニオンの夕陽と満天の星へ|日本語ツアー体験記(2024)

【グランドサークル1日目】ルート66を走って、グランドキャニオンの夕陽と満天の星へ|日本語ツアー体験記(2024)

2024年8月3日。アメリカ旅行3日目です。

この日から2泊3日で、家族5人でグランドサークルへ行ってきました。

「グランドキャニオンって、レンタカーで行ったの?」

いえいえ。わが家は日本語ガイド付きの2泊3日ツアーを選びました。

そして3日間を終えて思ったのが、「これは自分たちで運転しなくてよかった……」ということ。砂漠の一本道を1日数百キロ。しかも時差ボケあり。後部座席には子ども3人。……いや、無理です(笑)。

餅は餅屋。砂漠はプロにお願いすることにしました。

利用したのは、VELTRAで予約した「グランドキャニオン国立公園+モニュメントバレー+アンテロープキャニオン観光ツアー(2泊3日/日本語ガイド)」です。宿泊費・日本語ガイド・国立公園入園料込みで、ロサンゼルスのホテルまで迎えに来てもらい、最後はまたロサンゼルスまで送ってもらえます。

わが家は5人・2部屋利用で約81万円(2024年当時・食事とチップは別)。……81万円。文字にすると、やっぱり高い(笑)。

でも、この金額を払った価値があったのか。そこは3日間の実体験を読んで判断してもらえればと思います。

まずは1日目。ルート66を走って、夕方にはグランドキャニオンへ。そして夜には、満天の星が待っていました。

→ 前日のカリフォルニア・アドベンチャーの記事はこちら

※ツアー内容・料金・宿泊先・担当ガイドなどは、参加時期や催行状況によって変わります。この記事は2024年8月にわが家が参加した際の体験談です。

※記事内では担当してくださったガイドさんについて紹介していますが、ガイドの指名ができるという意味ではありません。 また、案内内容やサービスなども担当者・催行日によって異なる可能性があります。

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目次

朝|ホテルまで迎えに来てもらって出発!

出発は早朝。ツアーのバンが、宿泊していたミヤコホテルまで迎えに来てくれました。これ、子連れにはかなりありがたいです。集合場所まで子ども3人を連れて移動して……という作業がありません。ホテルを出たら、そのまま車へ。もうこの時点でラク(笑)。

そして出発前、いきなりうれしい出来事が。ミヤコホテルの壁には、リトルトーキョー名物の大谷翔平選手の巨大壁画があります。富士山を背景に、バッターの大谷選手とピッチャーの大谷選手が並ぶ「二刀流」の壁画です。

ロサンゼルス・ミヤコホテル外壁に描かれた大谷翔平選手の二刀流壁画
出発前に見たミヤコホテルの大谷翔平選手の壁画。

ガイドさんが「せっかくだから、ここで撮りましょう」と家族写真を撮ってくれました。自分たちだけだと「まあ、あとで撮ればいいか」となって、そのまま忘れるパターンなんですよね(笑)。出発前から家族写真を1枚確保できました。

この日のガイドはToshiさん。結論から言うと、この方のおかげで、わが家のツアー満足度はかなり上がりました。 ただし先ほども書いたとおり、ガイドさんを指定できるという意味ではありません。あくまで「わが家が参加した日はこうだった」という体験談として読んでください。

昼|ルート66を東へ。だんだん景色がおかしくなる

ロサンゼルスを出た車は、市街地を抜けて山を越え、モハーヴェ砂漠へ。しばらく走っていると、車窓の景色が一気に変わります。街が消えて、何もない。 本当に何もない(笑)。

日本で「何もないところだね」と言うと、だいたいコンビニくらいはあります。ここは、そのレベルではありません。地平線まで荒野。「ああ、アメリカを走ってるなあ」と、車の中からでも実感できます。

ただ、ここで気になるのが、「こんな長距離移動、子どもたち退屈しない?」という問題。わが家もそこは少し心配していました。ところが、意外と大丈夫でした。

担当してくださったToshiさんがクイズを出してくれたり、通過する町や地形について説明してくれたり、「ここなら、こう撮るときれいですよ」と写真の撮り方まで教えてくれたり。子どもたちはクイズの賞品に夢中。大人は解説を聞く。気づけば車内が「動く社会科見学」みたいになっていました。

水もサービスで配っていただき、砂漠地帯を走る長距離移動でも困ることはありませんでした。もちろん、こうしたサービス内容はガイドさんや催行日によって異なると思います。でも少なくとも、わが家が参加した日は、「移動時間までツアーの一部なんだな」と感じました。

映えスポット①|道路に巨大な「ROUTE 66」

途中で停まってくれたのが、旧道の路面に白いペンキで描かれた巨大な「ROUTE 66」のシールドマーク。これぞアメリカ。地平線まで続く一本道。その真ん中にROUTE 66。もう、立っているだけで写真になります(笑)。

アリゾナの旧ルート66の道路に描かれた大きなROUTE 66マーク
道路に描かれた巨大なROUTE 66。

「アメリカのロードトリップに来ました!」という1枚を撮るには最高の場所でした。もちろん道路なので、安全確認は必須です。こういう場所でもガイドさんと一緒に動けるのは、ツアーの安心感がありました。

車窓名物|貨物列車が……長すぎる!

ルート66沿いでは、大陸横断鉄道が並走しています。途中の休憩ポイントで貨物列車を見たのですが、これが長い。とにかく長い。

ルート66沿いを走る長い貨物列車
何両あるのか数えるのを途中で諦めた長い貨物列車。

子どもたちと「何両あるか数えてみよう!」と始めました。……終わらない。途中で全員挫折(笑)。日本の貨物列車をイメージしていると、完全に予想を裏切られます。ものすごく地味な出来事なんですが、こういうものが意外と旅行の記憶に残るんですよね。

ランチ|キングマンの「Mr. D’z Route 66 Diner」へ

お昼に到着したのは、アリゾナ州キングマン。ルート66の時代の雰囲気が残る町です。

ランチは、Mr. D’z Route 66 Diner(ミスター・ディーズ)へ。お店に着いた瞬間、「うわ、アメリカ!」となります。

キングマンのMr. D’z Route 66 Diner外観とヴィンテージカー
ターコイズブルーとピンクが目を引くMr. D’z Route 66 Diner。
Mr. D’z Route 66 Dinerの外壁に描かれたルート66のロゴ
お店の壁までしっかりルート66仕様。

ターコイズブルーとショッキングピンクの店構え。店先にはROUTE 66のマークを付けたヴィンテージカー。ピンクのミニカーまであります。店に入る前から写真撮影が終わりません(笑)。

店内も1950年代のアメリカっぽい雰囲気で、メニューまでピンクの丸型。ここまでやると気持ちいい。

Mr. D’z Route 66 Dinerの丸いピンク色のメニュー
メニューまで丸くてピンク。店内の世界観が徹底しています。

メニューを見ていると、総重量4ポンド(約1.8kg)の「D’z Monsterバーガー」なるものまでありました。1.8kg……。誰が食べるんでしょう(笑)。もちろん、わが家は頼んでいません。

注文したのは、ナイフが刺さった状態で出てくるベーコンチーズバーガーや、揚げたトルティーヤの器に入ったタコサラダなど。

Mr. D’z Route 66 Dinerで食べたタコサラダ
揚げたトルティーヤの器に盛られたタコサラダ。
Mr. D’z Route 66 Dinerで食べたベーコンチーズバーガーとフライドポテト
ナイフが刺さった状態で出てきたベーコンチーズバーガー。

こういうお店って「見た目だけかな?」と思うこともありますが、バーガーはパティが香ばしくて、ちゃんとおいしい。ターコイズ色の食器。ダイナー柄のテーブル。そして巨大なバーガー。「そうそう。こういうのをアメリカで食べたかった!」という昼食になりました。

今回のツアーでは食事代はツアー料金に含まれていません。その代わり、わが家が参加した日はガイドさんがお店を案内してくれたので、「この辺で子連れ5人、どこに入ればいいんだ……?」と悩まずに済みました。これも地味に助かります。

夕方|ついにグランドキャニオンと初対面

16時頃。ついにグランドキャニオン国立公園へ到着しました。

グランドキャニオン国立公園入口の看板前に立つ子どもたち
16時ごろ、ついにグランドキャニオン国立公園へ。

ここまで写真では何度も見ています。テレビでも見ています。ネットでも見ています。なので、「まあ、だいたい想像はつくかな」と思っていました。……全然違いました。

青空の下に広がるグランドキャニオンの大渓谷
写真では伝わり切らない、グランドキャニオンの圧倒的なスケール。

初めて谷の縁に立ったとき、家族全員、しばらく無言。 幅約30km、深さ約1,600m。「大きい」という言葉では、なんだか足りません。目の前の景色が大きすぎて、距離感がおかしくなります。

写真だと「向こう側の崖」に見える場所が、実際にはとんでもなく遠い。子どもたちまで黙っていました。普段なら誰かしら何かしゃべっている5人家族なのに(笑)。あの瞬間だけは、「81万円の中で、ここが一番高かったのかもしれない」と思いました。

夜①|グランドキャニオンの夕陽。夏なのに寒い!

この日のクライマックスは、ヤバパイポイントでのサンセットです。大渓谷が夕陽を浴びて、少しずつ赤くなっていきます。そして谷の中を影がゆっくり伸びていく。

ヤバパイポイントから見たグランドキャニオンの夕日
ヤバパイポイントで眺めたグランドキャニオンの夕陽。
日没後の赤い光が残るグランドキャニオン
日没後まで少しずつ色が変わっていきます。

写真を1枚撮って終わりではありません。数分ごとに景色が変わっていくので、日没までの時間そのものがショーでした。

ただし、ここで一つ。寒い。8月ですよ? 砂漠ですよ? なのに寒い(笑)。グランドキャニオンは標高2,000mを超える場所があります。日が傾くと、夏でもかなり冷えてきました。

ここで担当ガイドさんが、毛布と敷物を貸してくださいました。地面に敷物を敷いて、毛布にくるまる子どもたち。その状態で家族5人、夕陽が沈み切るまで眺めました。

ツアーに参加する前は、「団体ツアーって、写真を撮ったら『はい次!』じゃないの?」というイメージも少しありました。でも、この日はそんな感じではありませんでした。夕陽が沈んでいく時間を、かなりゆっくり楽しめました。

※毛布や敷物などの貸し出しについても、すべての催行日・ガイドさんで同じサービスがあるとは限りません。わが家が参加した日の体験です。

夜②|公園内ロッジに泊まって、外へ出ると……

この日の宿泊は、グランドキャニオン公園内のロッジでした。これも今回のツアーでよかったところ。グランドキャニオンを見て、そのまま遠くのホテルへ移動するのではなく、公園内(または至近)に泊まれると夜まで楽しめます。

夕陽を見て終わりではありません。夜があります。消灯後、外へ出て空を見上げてみました。すると、星、多っ。 本当にこれでした(笑)。

グランドキャニオン公園内ロッジ付近で撮影した満天の星空
公園内ロッジの夜。都会では見られない数の星が広がっていました。
グランドキャニオンの夜空で撮影した星と流れ星
見上げている間には流れ星も。

都会ではまず見られない数の星が、空いっぱいに広がっています。しばらく見上げていると、流れ星まで。子どもたちからも「うわっ!」と声が上がります。

昼間は、とんでもなく大きなグランドキャニオン。夜は、とんでもない数の星。初日から情報量が多すぎます(笑)。 でも、ここまで来たからこそ見られた景色でした。

1日目を終えて|「ツアーにしてよかった」と思った理由

グランドサークル1日目を終えて、わが家が一番感じたのは、「これ、自分たちで全部運転していたら相当しんどかったな……」ということです。

もちろん、レンタカーで自由に回る旅も楽しそうです。ただ、わが家は大人2人+子ども3人。しかもロサンゼルス旅行の途中で、時差ボケも残っています。その状態で何百kmも運転して、観光して、また運転する。たぶん親のどちらかが途中で無言になります(笑)。

今回は運転をすべてお願いできたので、親も車内で休めました。さらに、わが家が参加した日は、ガイドさんによるクイズや解説、写真撮影のアドバイス、お店の案内などもありました。そして公園内のロッジに泊まれたことで、グランドキャニオンの夕陽と星空を両方楽しめました。

「目的地に連れて行ってもらうだけ」ではなかった。 これが、わが家がツアーを選んでよかったと思った一番の理由です。

一方で、約81万円という金額は決して安くありません。5人家族だからこその金額でもあります。だから、「ツアーなら絶対おすすめ!」と誰にでも言うつもりはありません。運転に慣れていて自由度を優先したいなら、レンタカーという選択肢もあります。

  • 子連れで長距離運転は避けたい
  • 英語だけで国立公園を回るのは少し不安
  • 移動中も説明を聞きたい
  • グランドキャニオンだけでなく、アンテロープキャニオンやモニュメントバレーまで一気に回りたい

という家族なら、日本語ツアーはかなり相性がいいと思います。

なお、ツアー料金や旅程、宿泊先、ガイド、サービス内容などは変更される可能性があります。わが家とまったく同じ内容になるとは限らないので、予約前には必ず現在のツアー内容を確認してください。

わが家が参加したVELTRAのグランドサークルツアーを確認する↓

そして2日目。朝日のグランドキャニオンから始まり、ホースシューベンド、アンテロープキャニオン、モニュメントバレーへ。絶景の連続攻撃が始まります(笑)。 1日目でかなり満足していたんですが、本番はむしろここからでした。

→ グランドサークル2日目の記事はこちら

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