【グランドサークル2日目】朝日のグランドキャニオンから灼熱のアンテロープ、モニュメントバレーへ|子連れ2泊3日ツアー

【グランドサークル2日目】朝日のグランドキャニオンから灼熱のアンテロープ、モニュメントバレーへ|子連れ2泊3日ツアー

2024年8月4日。家族5人で参加した、グランドサークル2泊3日ツアーの2日目です。

前日はロサンゼルスを出発して、ルート66を走り、夕方にグランドキャニオンへ。夕陽を見て、夜は満天の星。もう初日だけで、「だいぶ見たよね?」という気分になっていました。

ところが2日目。朝日のグランドキャニオンから始まって、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー。まだこんなにあるんかい(笑)。

2泊3日の中でも、この日がいちばん濃かったと思います。そして、わが家が2日目で一番気に入ったのは、有名な展望台ではありませんでした。

ナバホ族のガイドさんに連れて行ってもらった、モニュメントバレーの奥。わが家で勝手に、「隠れダンジョン」と呼んでいる場所です。

写真で有名な場所を次々と回るだけでも十分すごいのですが、最後にこういう「自分たちだけなら絶対ここまで来ない」という場所が待っていました。まずは、まだ薄暗いグランドキャニオンからスタートです。

※この記事は2024年8月に、わが家が参加した際の体験談です。ツアー内容・料金・宿泊先・担当ガイドなどは、時期や催行状況によって変わる可能性があります。

※記事内では担当してくださったガイドのToshiさんについて書いていますが、ガイドを指名できるという意味ではありません。 また、案内内容やサービスも担当者・催行日によって異なる可能性があります。

→ グランドサークル1日目の記事はこちら

→ ロサンゼルス旅行でVELTRAを使った理由はこちら

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目次

前日はヤバパイロッジ泊。思っていたより普通にきれい

1日目の夜に泊まったのは、グランドキャニオン国立公園内のヤバパイロッジ。「国立公園のロッジ」と聞いていたので、行く前はもう少しワイルドなものを想像していました。山小屋っぽい感じかな。虫とか出るかな。シャワー大丈夫かな。……など、勝手にいろいろ心配していました(笑)。

でも実際に泊まってみると、思っていたより普通にきれい。 家族旅行で一晩泊まるには十分でした。

夕食はビュッフェを食べた記憶があります。記憶があります、というのも変な話ですが、この日はロサンゼルスから長距離を移動して、ルート66を回って、グランドキャニオンの夕陽まで見ています。もう全員かなり疲れていました。

そして、夕食の写真、ゼロ。 ブログを書く人間としてどうなんでしょう(笑)。でも、そのときはブログよりごはん。そして睡眠。これも5人家族旅行のリアルということで……。

早朝。今度はグランドキャニオンの日の出を見る

翌朝はまだ薄暗いうちに起きて、グランドキャニオンの日の出を見に行きました。前日は夕陽。翌朝は日の出。グランドキャニオン、朝晩いただきます。

グランドキャニオンの渓谷から昇る朝日
まだ薄暗いグランドキャニオンで迎えた日の出。

夕方とはまた全然違う景色でした。最初は黒いシルエットのように見えていた渓谷に、少しずつ朝の光が入っていきます。雲の間から太陽が出てくると、「あ、あそこにも谷があったんや」「コロラド川、あんな下なん?」と、暗いうちは見えていなかったものが次々に出てきます。

朝の光の中で見渡すグランドキャニオンとコロラド川
朝の光で谷とコロラド川が少しずつ見えてきます。

写真で見ると「大きな谷」なんですが、実際に立つとスケール感がおかしい。視界のほとんどが大地です。前日の夕陽でも十分感動したのに、朝は朝でまた見せてくる。 グランドキャニオン、強いです(笑)。

日の出を見たあとは、リパンポイントやデザートビューポイントなど、東側へ移動しながら展望スポットを回りました。同じグランドキャニオンなのに、場所を少し変えるだけで谷の形もコロラド川の見え方も変わります。「もう昨日いっぱい見たしな」とは、なりませんでした。

グランドキャニオンのDesert View Watchtowerを紹介する案内板
デザートビューポイント周辺の案内板。
グランドキャニオン東側から見下ろすコロラド川と渓谷
東側へ移動すると、コロラド川の見え方も変わります。

長距離ツアーなのに「車ばっかりだった」と思わなかった

グランドサークルって、地図で見ると観光地がまとまっているように見えるんですが、全然近くありません(笑)。 一つ見たら、また車。次を見たら、また車。かなりの距離を移動します。

子ども3人を連れているので、出発前はここが一番心配でした。「景色はすごかったけど、ずっと車で疲れた」となる可能性もあるなと。でも実際には、不思議とそういう印象がありませんでした。

担当してくださったToshiさんが、移動中にもいろいろ話してくれたり、景色のいい場所では写真を撮ってくれたり、「ここ、写真撮りましょう」と、自分たちだけなら通り過ぎそうな場所にも止まってくれたり。

特にありがたかったのが家族5人の写真です。家族旅行あるあるですが、誰か一人が撮影係になるので、帰国して写真を見たら「お父さん全然おらんやん」とか、「お母さん、この日の写真2枚だけ」みたいなことになります(笑)。今回は5人そろった写真をたくさん残せました。

こういうところも、ガイド付きツアーにしてよかった部分でした。※写真撮影や立ち寄りなどは、わが家が参加した日の体験です。すべてのガイド・催行日で同じ対応になるとは限りません。

アンテロープキャニオンへ。「涼しそう」は完全な勘違いでした

続いて向かったのが、アンテロープキャニオン。ここも旅行前から何度も写真を見ていました。細い岩の中へ光が差し込み、赤やオレンジ、紫に見えるあの景色。

写真だけを見ると、なんとなく涼しそうじゃないですか? 岩の中だし。日陰っぽいし。……これが完全に間違いでした(笑)。

2024年8月に行ったわが家の感想は、暑い。とにかく暑い。 正確な気温を測ったわけではありません。でも体感では、「これ40℃超えてない?」と言いたくなるような暑さでした。

滑らかな曲線を描くアンテロープキャニオンの岩壁
光によって紫や赤に見えるアンテロープキャニオン。これが見たかった!
赤や紫に見えるアンテロープキャニオンの岩壁と差し込む光
少し歩くだけで岩の表情が次々と変わります。
青空を見上げるアンテロープキャニオンの波状の岩壁
岩のすき間から見える青空。

そんな暑さの中で岩の中へ入っていくと、長い時間をかけて水に削られた壁が、波のようにうねっています。上から入る光の角度で、赤く見えたり、オレンジに見えたり、紫っぽく見えたり。少し歩くだけで、同じ岩とは思えないくらい表情が変わります。

写真で見たやつ、本当にこうなってるんや。 これはかなり感動しました。

ただし夏の子連れなら、景色だけに夢中になるのは危ないです。水分、帽子、日焼け止め、サングラス。暑さ対策はしっかりしておいた方がいいと思います。わが家も子ども3人なので、「水飲んだ?」「帽子かぶって」「水!」と、絶景の横で親だけ現実世界に戻されます(笑)。

出口近くに恐竜の足跡?

そしてアンテロープキャニオンの出口付近。岩に残った恐竜の足跡も見せてもらいました。

アンテロープキャニオン出口付近で見た岩に残る恐竜の足跡
言われなければ通り過ぎそうな恐竜の足跡。

写真を見ると、中央あたりに三本指のような跡があります。……言われなかったら100%通り過ぎます(笑)。アンテロープキャニオンといえば、どうしてもあの赤い岩壁ばかりに目が行きます。でもこういう小さな発見が、意外とあとになって記憶に残るんですよね。

お昼はナバホタコ。タコスを想像すると別物が来ます

この日の昼食はタコス。「タコスね。了解」と思っていたら、想像していたタコスと違う。

フライブレッドに肉や野菜がのったナバホタコ
想像していたタコスとは別物だった、ボリューム満点のナバホタコ。

出てきたのは、大きな揚げパンのような生地。その上に肉、豆、レタス、トマトなどがどっさり。この地域の名物、ナバホタコです。

普通のトルティーヤに具材を挟んだものを想像していたので、「これ、タコスなん?」となりました(笑)。でも一日中歩いて移動しているので、こういうボリュームのあるものがうれしい。

旅行の写真って絶景ばかり撮りがちですが、帰国してから見返すと、食事の写真が意外とその日の記憶を連れてきます。 この写真を見ると、アンテロープの暑さまで思い出します。

ホースシューベンド。写真で知っていても「でかっ」

続いてはホースシューベンド。コロラド川が大きく馬蹄形に曲がっている、超有名な景色です。ここも旅行前から何度も写真を見ていました。なので、「はいはい、あの景色ね」くらいには知っていたつもりです。

コロラド川が馬蹄形に大きく蛇行するホースシューベンド
写真で知っていても実物は想像以上の大きさ。これにはびびった。

でも着いてみると、でかっ。 やっぱり実物は違います。

岩の端から下を見るとかなりの高さ。そして場所によっては柵がありません。景色としては最高なんですが、子ども3人連れの親としては、絶景を見る。子どもを見る。また絶景を見る。また子どもを見る。忙しい(笑)。 子連れの場合は、本当に足元には注意した方がいいです。

ホースシューベンドを背に景色を眺める3人の子ども
あとから見返すとお気に入りになった3人の後ろ姿。
広い空を背景にホースシューベンドの岩場に立つ子どものシルエット
広い空と岩場のスケール感が伝わる一枚。

ここで撮った写真の中では、3人が並んで景色を眺めている後ろ姿がお気に入りです。正面を向いて「はい、チーズ!」もいいんですが、あとで見ると、こういう何気ない後ろ姿の方がそのときの空気を思い出したりします。

モニュメントバレーへ。車窓に見えた瞬間からテンションが上がる

ホースシューベンドをあとにして、さらに移動します。すると車窓の景色がまた変わってきました。赤い大地。その向こうに、巨大な岩山。最初は小さく見えていたものが、どんどん大きくなってきます。

車窓から遠くに見えてきたモニュメントバレーの岩山
遠くに岩山が見えた時点で車内のテンションが上がります。

「あれ、モニュメントバレーちゃう?」となった時点で、車内のテンションが上がります。

赤い大地に巨大なビュートが並ぶモニュメントバレー
映画で見たような景色がそのまま目の前に。

到着すると、「映画で見たアメリカ」がそのままあります。 赤い大地の上に、巨大なビュートがドン、ドン、ドン。あまりに見覚えのある景色なので、初めて来たのに「知ってる!」となる不思議(笑)。

もちろん、この有名な景色もすごかったです。でも。わが家にとって2日目のベストは、ここではありませんでした。

ナバホ族のガイドに連れて行ってもらった「隠れダンジョン」

モニュメントバレーでは、ナバホ族のガイドさんに案内してもらいました。そして一般的な展望地点だけでなく、さらに奥へ。自分たちだけだったら、まず来ていない場所です。

ナバホ族ガイドと巡ったモニュメントバレー奥地の赤い大地
ナバホ族のガイドに案内してもらい、さらに奥へ。
青空の下にそびえるモニュメントバレーの細長い奇岩
自分たちだけならまず来なかった場所を巡ります。

赤い大地を進んで、巨大な岩に囲まれた空間へ入ります。そこで上を見ると、岩にぽっかり穴が開いていて、その向こうに真っ青な空。

赤い岩の内部に開いた穴から青空を見上げる景色
わが家で勝手に「隠れダンジョン」と呼んでいる場所。

なんでしょう、この感じ。RPGなら、絶対この先に宝箱がある。 わが家ではここを勝手に、「隠れダンジョン」と命名しました(笑)。

ナバホ族ガイドに案内されたモニュメントバレー奥地の巨大な赤い岩壁
有名な展望地点とは違う、モニュメントバレーの奥の景色。

有名なビュートを外から眺めるモニュメントバレーももちろんいい。でもここは、「モニュメントバレーの中に入った」という感じが全然違いました。個人的には、2日目でここが一番好きです。

旅行から帰って写真を見返しても、「やっぱりここよかったな」となります。こういう場所に来ると、「有名スポットだけ自分たちで回る旅」と、「その土地を知っている人に案内してもらう旅」は、ちょっと違うんだなと思いました。

ナバホの大地を、ほんの少しだけ

その場でナバホ族のガイドさんから、「土を少し持って帰っていいよ」と言っていただきました。なので、お言葉に甘えて本当にほんの少しだけ。高価なお土産ではありません。というか、ただの土といえば土です(笑)。

でも、わが家にとっては下手なお土産より記憶に残っています。見るたびに、「あの隠れダンジョンのところやな」と思い出せるので。もちろん、どこでも自由に土を持ち帰っていいという話ではありません。今回は現地ガイドさんから持ち帰ってよいと言われた範囲での話です。

ナバホの大地の砂
ナバホの大地の砂

夕方、キャメロン周辺のロッジへ。さすがに疲れました

モニュメントバレーを見終えて、この日はキャメロン周辺のロッジへ。日の出から始まって、グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー、隠れダンジョン。はい、もうお腹いっぱいです(笑)。

ロッジは全体的にきれいで、一日中動き回ったあとに普通に休める環境でした。この「普通に休める」が、長距離ツアーでは大事です。

夕食はCameron Trading Postで。メニューを見ると「LOCAL LEGENDS」の中に、Navajo Beef Stewがありました。せっかくなので注文。

Historic Cameron Trading Postのローカル料理メニュー
LOCAL LEGENDSにNavajo Beef Stewが載っています。
肉と野菜のNavajo Beef Stewと大きなFry Bread
ビーフシチューというより肉と野菜のスープに近い印象でした。

日本のビーフシチューを想像していましたが、実際は肉と野菜がゴロゴロ入ったスープに近い感じです。そこに大きなFry Bread。さらにステーキも注文しました。

ステーキとマッシュポテト、コーン、パンの夕食
一日中動いたあとのステーキ。結局、肉がうまい(笑)。

朝からあれだけ動いたので、肉がうまい。 結局これです(笑)。この日の消費カロリーがどれくらいだったのかは分かりませんが、気分としては完全にゼロカロリーでした。

わが家が実際に参加したVELTRAの2泊3日ツアーを確認する↓

2日目を終えて。一番残ったのは有名スポットじゃなかった

2日目は、とにかく濃い一日でした。朝日のグランドキャニオンから始まり、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー。普通なら一つだけでも旅行の主役になりそうな場所を、一日で何個見るんですか(笑)。

でも帰国してしばらくたってから、「2日目で一番よかったの、どこ?」と聞かれたら、わが家はたぶんモニュメントバレーの「隠れダンジョン」と答えます。

もちろん、有名な絶景はすごいです。写真で見た場所に実際に立つ感動もあります。でも今回それ以上に残ったのは、「自分たちだけなら行かなかった場所へ連れて行ってもらえたこと」でした。

そしてこれだけ長い距離を移動したのに、「車ばっかりでしんどかった」という印象にならなかったのも、今回のツアーでよかったところです。担当してくださったToshiさんによる写真撮影や移動中の気配りもあり、親も子どももかなり助かりました。

ただし繰り返しになりますが、これはわが家が2024年8月に参加した日の体験です。担当ガイドの指定ができるという意味ではなく、同じ案内やサービスが必ず受けられるという意味でもありません。ツアー内容や料金、立ち寄り先も変わる可能性があるため、予約するときは現在の内容を確認してください。

そして翌日は、いよいよグランドサークル最終日。向かったのはセドナです。2日目まで赤い岩をさんざん見てきたのに、まだ赤い岩を見ます(笑)。 でもセドナは、また全然違いました。

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